THE 停車場

2016年12月13日
 陶に行った日には、久し振りに土岐市駅にも立ち寄ってみました。

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 土岐市駅は、東濃5市の玄関駅でいちばんサッパリした雰囲気の駅&駅前です(個人の感想)。ここに初めて降り立った昭和末期はもう少しゴチャッと賑わった風情だったように覚えているのだが…。
 ちなみに昭和末期になぜ土岐市駅に降り立ったかというと、鉄道ジャーナル社時代の「旅と鉄道」誌への投稿ネタにしようと東濃鉄道の廃線跡を探索しにやってきたのでした。そしてそれは見事に掲載された。

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 南に伸びる「駅前中央通り」である。

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 東に伸びる「共栄会通り」である。うーむ、特に書くことがない。
 こんな感じでサッパリした駅前界隈をひととおりチェックできて気持ちがサッパリし、駅前から立ち去って国道19号方面に行こうとすると、駅のすぐ東側でこのような踏切名称に遭遇。 

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 その名も停車場踏切だ!なんと大雑把な。東濃鉄道駄知線が走っていたころには側線が何本も伸びており、この踏切あたりも駅構内ぽい感じだった名残りであろうか。
(まさ)
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昭和陶

2016年12月12日
 11月中旬以降の超多忙とその反動によるPC拒絶で、当ブログ開設以来もっとも長い空白ができてしまいました(2011年の網膜剥離手術の時もこんなには空かなかったのに)。ぼちぼち復活を…。
 先月半ば、とある取材でまた東濃方面に行きまして、久し振りに瑞浪市南部の陶(すえ)地区の中心部、猿爪(ましづめ)に足を踏み入れました。

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 旧愛知県小原村と境界を接する山あいの地に忽然と現れる町場です。陶という地名が示すとおり美濃焼エリアの一角を占める窯業の町なのですが、取材先の地元の人に聞いたところによると、最盛期に56軒あった業者が今では8軒しかないとのこと。僕がここに初めて来たのは20年前ですが、そのころと比べと確かにちょっとアレな感じで…。

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 しかし現役商店はまだまだ多く、ストリートも上の写真の新町と、この本町の二本あり。特に本町にはシブい食料品店やシブい金物屋などが軒を連ね、なかなかの風情です。
 この新町と本町の間に「洞川」という小さな川が流れているのだが、この川に架かる小さな橋に窯業地らしい逸品を発見。

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 昭和橋の親柱に取り付けられた陶製銘板だ!下流側の親柱には「昭和十三年九月竣工」の銘板もありました。なんというか、字の上手な窯元の人がササッと走り書きしたような字が味わい深い。

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 あと昭和といえば、陶を含む瑞浪南部でやたらとこの昭和チックな「挙手人形」に遭遇した。しかもキレイに塗装されてて…。
(まさ)
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国鉄時代の跨線橋のブルース0002

2016年09月01日
 仕事のついでに酷暑の中を徘徊した前日もレジャーで郡上方面におりまして、5歳児連れで長良川鉄道に乗ってみました。乗車区間は美濃白鳥から郡上八幡までで、僕は20数年ぶり。5歳児は、国鉄からの転換路線は初めてになります…ってどうでもいいですが。
 久々の郡上八幡駅はほぼ越美南線時代の状態を留めており、文化財級。と思ったら、いつの間にか登録有形文化財になっていました。駅舎もいいですが、ここは木造の跨線橋が特に素晴らしい。

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 山間部の盲腸線の途中駅という地味な立場ながら、この重厚感は幹線級ではなかろうか。

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 ぶっとい筋交に板張りの床である。

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 この風情は、腰の曲がった年寄りもしくはマニア予備軍の幼児がよく似合うのである。昭和の野球帽をかぶった昭和な少年が、昭和の建造物に違和感なく溶け込んでおります。
 先日の北岡崎駅(→●□)は特に感想がないようだった5歳児も、ここは何か心に響くものがあったようで、眺めまわしながらギシギシ音を響かせて階段や通路を歩いて雰囲気を堪能していました。このような文化的価値が高いものに敏感な豊かな感性が育まれているようで、親の教育の賜物と言えましょう。

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「どうでもいいですよ、おとうさん」

 まあ、すぐに飽きたのであった。

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 オマケ。跨線橋ではないですが、少し南にある大矢駅(旧美濃下川駅)にはこのように極乙な横断通路も生きております。
(まさ)
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カンバンの手帖ブログ版0338

2016年08月30日
 八月アタマ、とある取材で二年ぶりに郡上八幡へ行ったついでに、時間調整で久々に市街地を徘徊。町歩き取材ではないのに酷暑の中を徘徊するなんて、我ながらマゾっぽい。

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 折しも郡上踊りシーズンで観光客もわんさか。自分だけでなく多くの人が、まるで亡者の集会のごとく炎天下をフラフラさまよっておりました。
 それにしても郡上八幡、来るたびにイイ感じの店が増えているような気がします。10年ちょっと前に岐阜や飛騨の観光ガイドブック制作に携わっていた頃は、掲載物件選定にも苦労すような有様だったのだが。昔ならば町歩きついでに新規店チェックをしたものだが、暑いのでそんな気力が湧きません。
 で、代わりにカンバンのチェックでも…。

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 新町にあったもと肉桂玉(ニッキ味の飴玉)製造元のカンバン。郡上八幡の肉桂玉といえば宗祇水近くの桜間見屋が有名ですが、かつては他にも何軒かあって郡上名物だった…のだろうか?
 その肉桂玉、一度だけ買ったことがありますが、なかなかどうも玄人好みの味で、お子様舌のわたくしにはにんともかんとも、という感じでした。それを「一粒心気清浄」とは、うまいことを言う。

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 新町の料理屋。裏口なのに立派すぎるカンバンが!

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 本町。食堂カンバンの見本のような一品。しかし、このラインナップでコーヒーとは!

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 旧庁舎記念館前の新橋に掲げられた、実に郡上らしい大会の告知横断幕。大会が開催できるほど青少年に友釣りが浸透しているというのが凄い。

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 そして釣りをする健全な青少年は、こんな遊びはしないでしょう。使われなくなったホース収納箱に貼られており、昭和50年代の遺物と思われます。
(まさ)
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カンバンの手帖ブログ版0335

2016年07月19日
 今月は年に一度ぐらいある「東濃強化月間」の様相でして、苗木城とは別の取材でも恵那、中津川方面に行っております。
 で、そのとき来るのが早すぎたので、時間潰しにおよそ七年ぶりに美乃坂本駅へ。中津川のひとつ名古屋寄りの駅で、旧国名の冠がなぜか美濃ではなく「美乃」になっていることで有名な駅です。

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 ここは昔の駅舎が健在。

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 ついでに昔の便所も健在で、見事なタイル張りでありました。例によって「常滑産か?」と思ったけれど、よく考えたら東濃には笠原というタイル産地がある。ぜひ専門家に鑑定してほしい。
 で、その美乃坂本駅前には、駅舎や便所との雰囲気とは真逆の近未来カンバンが。

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 リニアが農協の壁を飾るとは、またなんとも岐阜県ぽくていい…。

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 オマケ。美乃坂本駅から南西へ約1.5kmほど行くと旧中山道が通じており、茄子川の「茶屋本陣跡」の角で分岐する道の脇に秋葉山常夜燈がありました。安永5年の建立で道標を兼ねており、火袋の下の竿部分に「是よりあきはさん道」とあります。三遠南信でおなじみの秋葉街道に東濃で遭遇するとは。
 しかし、東濃の人に春野の秋葉山と言ってもあまりピンとこないんじゃなかろうか。圏域を越えてウロチョロしている三遠フリークのわたくし向けのネタか。ちょっと探ってみたいところ。
(まさ)
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