先日、常滑の西浦街道(国道155号旧道)を走ってたら、多屋にあった公民館の取り壊し現場に遭遇。移転新築したらしいです。

取り壊し前は、こんな建物でした。

(2008.09.27撮影)
上半分は田舎の小学校の体育館みたいなコンクリートブロック積みですが、下半分はさすが常滑、焦げ茶色の陶製ブロック。建造年は調べてませんが、昭和40年代前半と見た(ならばタイトルはヘンですが、まあ他の記事との統一ってことでご勘弁ください)。

地域性に富む建築物とはこういうものをいう。
取り壊しにはいろんな事情があるんでしょうか、こういものに価値を見出せる感覚を地方で育んでいかないと、潤いに欠ける景観ばかりが広まってゆくことになる、と思うんだけど…。
(まさ)
◎旧××郡××村建造物シリーズ旧安倍郡井川村公民館→
●□旧額田郡本宿村役場→
●□旧愛知郡長久手村長湫公民館→
●□旧碧海郡高岡村中田農協倉庫→
●□旧碧海郡高岡村若林公会堂→
●□旧碧海郡高岡村吉原区民館→
●□-------------------------------------
(2014.02.23追記)
昔の「広報とこなめ」によると、旧多屋公民館の完成式典が昭和37年11月4日に実施されたとのこと。
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コメント
ヨクロー
近くに昭和40年代日本チャンプが3人もいたという常滑ボクシングジムがあり、そこのチャンプの一人がここ多屋公民館で鮮烈デビューしたとのこと。
私がガキの頃、常滑でボクシングの試合(昭和40年代後半?)があり、その時タダでもらった売れ残りのパンプにそう書いてあったのをはっきり覚えています。
蒲池公民館も最近取り壊したみたいですが・・・
2010/04/13 URL 編集
まさ
昔は公民館で映画や芝居をよく見た、て話は聞きますが、ボクシングとは…。確かに、体育館っぽい外観ですし。
蒲池公民館は押さえてないです…。
2010/04/14 URL 編集