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河畔の山

 地元の人以外知らないと思うけど(ウチらが書いてるのはそんなネタばっかだが)、旧祖父江町の木曽川河畔に県管轄の祖父江緑地というのがあります。

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 さまざまな遊具がそろった子供向けの広場で、まあ特にどうということない公園です。この公園と道路を挟んで向かい側に「刈萱堂(かるかやどう)」という浄土宗の小さなお寺があるのですが、今日そこの副住職に聞いた話。

 その昔、この緑地の場所には小さい山がありました。今でこそ寺から川の向こうまで見渡せますが、かつては山に遮られ、見通しはききませんでした。また、この山には八十八体の馬頭観音が置かれ、ミニ八十八ヶ所めぐりができるようになっていました。
 この山は個人の所有で、昭和40年代、山から出る砂を販売するために崩されました。崩されてゆく過程で温泉の掘削も試みられ、実際に湯は湧出したのだけれど、温泉が開かれるまでには至らず、結局まっ平になるまで山は崩され続けました。
 山が消滅して砂が採取できなくなった後、払い下げられて公園として整備されました。

 今日は旧祖父江町内にある東海七福神の話を聞くためにこの寺に行ったんだが、図らずも「××今昔写真集」の取材みたいになってしまった。山があった当時の写真は、寺の中を探せばどこかから出てくると言ってたので見たかったんだけど、取材時間中には見つからず。
 それにしても、ここに山があったというのはちょっと想像できません。平坦な祖父江でそんな大規模な地形の変化があったことに、驚かされた次第です。

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 こちらは刈萱堂。
(まさ)
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コメント

M.I

あ~ん、せっかくそこまで行ったんだったら、
祖父江の善光寺さんにお参りせにゃ・・・
本堂は改装中で、足場も組まれていますが、
なかの「胎内暗闇めぐり」300円也、は可能かと
思われます。

しかし、尾張西部~美濃南部には、尾張温泉・木曾岬温泉・
おちょぼ稲荷と商店街、尾張観音めぐりゆかりの土地、
小栗判官と照手姫の伝説地、安倍晴明と信太のきつね伝説・・・
などと何だか、怪しい(妖しい)雰囲気の故地が無造作に
残っており、脱力系の魔界を形成しているがごとしです。

最近、この土地のこうした歴史的雰囲気を底ざらいできる
コンセプチュアルなテーマを発見して、その研究者に執筆を
依頼しております。乞う、ご期待。とかなんとか言って、
小難しい本になったらどうしよう・・・と、ちょっぴり不安な毎日、
いかがおすごしですか?(きっこのブログかよ)

まさ

もちろん善光寺も行きましたよ(尾張七福神の取材だったんで善光寺以外も)。
善光寺と祖父江中心部に漂うあのなんとも言えない気だるさ?まったり感?は、あまり他では感じらない雰囲気で、確かに脱力系の魔界という表現が当てはまりますねえ。
既に参拝されているとは思いますが、稲沢の矢合観音もソレ系の風情がありますね。

M.I

さすが
行ってますよね、やはり・・・m(- -)m

気だるさ・まったり感・・・なんなんだろな、あの感じ。
明日、西尾張一周だから、もう一回考えながら
まわってみようっと。

確かに矢合観音、そそるよなあ・・・

汗かいたら木曽岬温泉で昭和30年代娯楽に
タイムスリップしつつ、まったりの極北を満喫してこよう。
かつてあそこで、「天木ミコと日本アカデミー歌謡ショー」
を観たときはぶっ飛んだぜい!!!
おひねりもぶっ飛んでいたぜい!!!

ビンビールと煮込みすぎたこんにゃくで
昭和30年代のステテコ文化を堪能できるのは、
ここしかねえだろなあ。


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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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