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大野谷の虫供養

 大井のシブい行事を見たあと、各所に寄道しながら北上していくと、知多市南部の大興寺集落でこんな幟に出くわした。

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 知多半島各地の農村で行なわれている伝統行事、虫供養です。田畑で殺した虫を供養し、五穀豊穣を祈るもの。
 昨秋に見た阿久比の虫供養(→●□)をはじめ、だいたい稲の刈り入れが終わった9月にやるんですが、大野谷地区の開催はなぜか冬で、しかも12/15~1/15まで年またぎの一ヶ月開催。13集落の持ち回りで、今年は大興寺集落が当番らしい。せっかくなんで、掛け軸を祀り、皆で念仏を唱える「道場」に寄ってみました。昨年の阿久比谷坂部は神社の境内が「道場」になっていましたが、大興寺地区では仮設のプレハブ小屋です。

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 行ってびっくり、しまじろう!?県指定文化財なのに!?う~む…。小さい子がこういう地元の行事に興味を持つかもしれないから、まあいいか。
 
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 中に入ると、少し前に念仏が終わったばかりのようで、当番と接待の人しかいませんでした。来るのがちょっと遅かった。一番奥に、阿弥陀如来を中心として19の掛け軸が並んでいます。
 もらったパンフレットによると、大野谷の虫供養は、戦国時代に大野城が落城したとき、城主佐治与九郎の嫁が佐治家の守り本尊である阿弥陀如来の掛け軸を持って城を脱出、その途中、「つぼけ」(刈り取った藁を積み上げたもの)にその掛け軸を隠し、それを大興寺地区の土井という人が発見して祀るようになった…とか。
 この行事、突っこんで調べてゆくと奥がかなり深そうだが、通りすがりに立ち寄っただけなので、この程度の記述ですいません。期間中、行けたらもう一回、念仏を唱えているときに見に行く予定。
(まさ)
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コメント

ヨクロー

大野谷の虫供養を
とりあげて頂き、ありがとうございます。
まささんが見た道場大念仏は虫供養の中の一つで、大法要は9月の彼岸に行ないます。
あと「善の綱」が地区中に張り巡られていたと思います。
しかし、大興寺の道場はカラフルですね。
娯楽の少ない昔は、道場で行なわれる踊りや歌等の余興を見に町の人が沢山きたそうです。
今はそうでもないので色々工夫しているんですね。
14日の夜、行かれるといいですよ。
念仏のあと、おためしという粥占いが行なわれます。これオススメ。
実は私、父が早くなくなったので、10年前訳もわからず年配の人にまざって当人をさせて頂いた経験があります。

まさ

あのヒモは「善の綱」ですか。へぇ~。
当番の人も「よかったらおためしに来てください」と言ってました。仕事が入らなければ行こうと思っております。
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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