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ツチノコだらけ

 1か月も前の話ですが、先月、岐阜県内のみで無料配布されている中古車フリー雑誌の取材で東白川村に行ってきました。中途半端な場所なので僕も今まで一度しか行ったことがありません。
 東白川といえば、ツチノコが名物。名物っつーか…。でも、珍妙な村おこしってことで昔から格好の新聞ネタになってて、岐阜県民ならたぶん誰でも知ってる、けどツチノコを誰も見たことがないという、わけのわからない話です。
 メインは白川茶生産者の取材だったんだが、村内にツチノコ紹介施設「つちのこ館」があるってんで、茶畑を見物したあと見に行ってみました。

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 変態タクシー飛ばして横付け、着いたところはつちのこ館!てな具合に電気グルーヴをBGMに、やって来ましたつちのこ館。外観は普通の土産物店ですが、軒に掲げられた手づくり感あるけど少し手が込んでいる感のあるカンバンが、すでに珍スポットな香りを漂わせています。
 1階はツチノコグッズ&東白川の特産ががズラリ。2階が資料館になってるというのでまずはそっちを見物。建物の半分は吹き抜けになっているので、展示スペースは2階半分だけ。
 展示といってもそこはツチノコ、幻のヘビだもんですからそんなに飾れるようなモノもなく、前半はひたすらテキストの掲示。もちろん手書きで、学級新聞のような風合いにいきなりウケルんだが、これが意外と読みごたえがあって面白い。ツチノコとはこんな生物という生物学(民俗学か?)的なアプローチから、目撃者の詳細な証言と発見時のドキュメント、ツチノコで村が脚光を浴びるまでの経緯が事細かに書いてある。
 読んでると、たかがツチノコと言えどもディープに突き詰めていけば奥深いことがわかります。あと、村人の情熱がけっこう心を打つ。侮れないぞ、東白川!
 しかし読んでいる途中から、壁の向こうの別室から聞こえてくるガタガタという音が気になってきました。小物の展示もそこそこに、オバケ屋敷ふうの入口に胸を高鳴らせて別室に入ると…

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 で、出た!リアルツチノコ!動いてる!しかも5体も!
 薄暗い室内と精緻なジオラマ&ツチノコに、もう唖然ですよ。オバケ屋敷ふうていうか完全にオバケ屋敷。嫁は気味悪がってすぐに逃げてっちゃいました。
 2階でツチノコをたっぷり堪能したあとは(マジ堪能)、1階で土産物を物色。よくまあツチノコだけでこれだけグッズを作ったもんだなあと、感心してしまう。

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 しかもほとんどファンシー系。2階とのギャップがすごい。嫁は右上のヤツを買ってました。箸置きです。今、普通に家で使ってます。あと、ここを運営している3セクが作っている「とまとのまんま」というトマトジュースも購入。これはむちゃくちゃ美味い。東白川に行ったら必飲です。

 こんな具合にかなり笑える施設なんだけど、なんていうか、本気の部分とウケ狙いの部分が絶妙に混ざり合ってて、すごくいい感じです。ツチノコで村おこしを始めてからもう20年ちょっとたっているのだが、ツチノコで今だ引っ張れるのも、なんか分かるような気がする。
 この施設見ただけで、東白川村の人はぜったい皆いい人だ、と確信しました。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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