FC2ブログ

東海道本線新垂井駅跡の現況

 先週、爺さんの七日法要で実家に戻ったついでに、久々に新垂井駅の跡なんぞを見に行ってみた。どういうついでだ。
 新垂井駅は、大垣-関ヶ原間の勾配緩和のために敷設された迂回線の途中にあり、一日数本の下り列車(米原方面)しか停車しないというマニアックな駅でした。ムダなので昭和61年に廃止。
 この駅には中学生のとき、一度だけ下車したことがあります。もちろん遊びで。実家のどこかに当時の写真が残っているはずだが…。

  090215-1.jpg

 駅前広場の跡。現役時代は木造の地味な駅舎があり、廃止後も何年かはここまで、垂井駅行きの名阪近鉄バスが乗り入れていました。駅があった頃は「新垂井駅前」、廃止後は確か「新垂井(安田病院前)」という停留所名だったと思います。中高生の頃、地元の近鉄バスの主要停留所の写真を撮り、発着時刻をメモし、オリジナル時刻表を作る、という実にどうでもいいことをやっていたので、これも実家のどこかに当時の写真が残っているはずだが…。

  090215-2.jpg

 やたらと長いホームだけが残っております。
 そういえば中学生のころ読んだ西村京太郎の小説「ミステリー列車が消えた」の舞台がここだったなあ。“消えた”ミステリー列車が運ばれた場所が新垂井駅で、駅前にある病院を公民館的な施設に見立て、そこに乗客が誘導され、最終的に乗客の一部が樽見線美濃本巣駅に残る古い給水塔の中に監禁されるという、かなりムチャクチャなストーリー。子供ながらにあまりのバカバカしさに呆れ、確かこの本を最後に西村京太郎を読むのをやめたんだった。
(まさ)
スポンサーサイト



コメント

ゆうびんやさん

「ミステリー列車が消えた」は、強引さにおいて「特急白鳥14時間」と双璧を成す作品だと思います。

まさ

 「特急白鳥14時間」は読んだことないよ。
 西村作品で僕が初めて読んだのは「日本一周『旅号』殺人事件」で、確か小学校4、5年生の頃だったか。全国の風物満載で贅沢といえば贅沢なんだけど、事件が連続しているのにツアーが中止にならず延々と旅が続くという、これまたムチャなストーリーだった。
 この小説で一番印象に残っているシーンは、こんなの。
 殺人事件で乗客のあいだに重し苦しい空気が漂っていたところ、車窓に海が見えて一瞬その空気が和やかになったのに、誰かが通過駅の駅名標を見て「水俣だ!」と叫んだら、またダウナー空気に逆戻り。
 たかが駅名標だけで暗くなるなんて、水俣の人に失礼だっつの!

柴田

No title
先日、通りがかりに立ち寄りました。桜の巨木は、すべて伐採。ブツ切りにした幹のみがホームに残されています。平岡駅や富士川駅の桜も同様になくなりましたし、JRからすれば、桜を見たけりゃ、新幹線で京都へ行ってが本心なのでは。なお、駅跡は柵で塞がれ、JR関連の不動産会社が売地にかけてますが、買い手がつくのでしょうか?

まさ

No title
たぶん開駅を記念して職員が植えた桜だったでしょうに…。
非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

全記事表示リンク