FC2ブログ

節分二景/南粕谷・大智院編

 佐布里の浄蓮寺のあとは、知多市最南端にある大智院へ。10月末に「めがね供養」を見に行った寺です(→●□)。
 この寺は近郷近在から人が集まってくる大きな行事が多く、知多四国ではもっともメジャーな寺のひとつ。この日も老若男女、ていうかほとんど老老男女が参集し、大にぎわい。世話役の檀家衆も大勢おり、接待所では無料で抹茶とモナカのサービスまで。境内や参道には露店も並んでいます。

090204-3.jpg

 たまたま人が写っていない写真をアップしちゃったけど、豆をまいた一団が本堂から出てくると、ホントにごった返すのよ。

 090204-4.jpg

 行事の次第は浄蓮寺とほぼ同じ。受付を済ませるとキンキラキンの袈裟を羽織って順番待ち。前の集団が豆をまき終わると、ゾロゾロと本堂へ移動。小さい浄蓮寺は10人弱でしたが、こちらは30~40人ぐらいが一斉に入っていきます。
 住職は、キミマロばりの法話で会場をドカドカ沸かせたあと、参列した全員の名前を読み上げて祈祷。そして、拍子木の合図でいよいよクライマックス。

090204-5.jpg

 まず本堂内に向かって豆をまき、続いて回れ右して外に向かって豆をまく。ここでは面とユニクロのカラーフリースを着用した赤鬼、青鬼が登場し、近くの人は鬼に向かって思い切りぶつけます。周囲では“お取り持ち”の檀家衆がバンザイしながら「鬼は~そと、福は~うち」と盛り上げる。アゲアゲ豆まきだ!
 これが一日じゅう延々と繰り返されるわけで、“お取り持ち”の檀家の一人は「メチャクチャ大変だよ~」と言ってござった。
 退場の際に記念の桝をもらい、そのまま外に出て露店を物色する人もいれば、庫裏に行って「おとき」(お斎=仏事の際のシンプルな食事)をいただく人もいます。

090204-6.jpg

 山門の脇には、返却された昨年以前の記念桝が積み上げられていました。これは2月18日に境内で行われる「馬頭観音祭」で供養されるそうです。餅投げなんかもあるそうで、また善男善女が続々と詰めかける、と。

 大智院の最寄り駅は名鉄常滑線の大野町駅。婆さん衆は駅からタクシーでやって来た人が多かった模様。自動改札化前は大野町をはじめ名鉄各駅に駅員が常駐しており、豆まきの前売り券も売っていたそうです。しかし自動改札機導入に伴う無人化で販売場所が減り、前売り券を捌く手間が少し増えたとか。
 そういえば子どもの頃、ウチの爺さん婆さんと毎年正月に必ず豊川稲荷に行っていたが、暮れになると今はなき名鉄揖斐線の黒野駅の駅長が、特典付き往復割引きっぷを売りに家まで来てたっけなあ。
 名鉄の合理化のせいで、こういう伝統行事に来なくなった年寄もいるかもしれん。
(まさ)
スポンサーサイト



コメント

nao

お疲れさん
本日は6時間半仏通しで大変でした。

どんなもんになるか、作る前から
いろいろ気になりますが、
写真と古道のコラボレーション。
なんとかうまく仕上げたいものです。

ページ・デザインの妙にも大きく左右されるでしょうね。

眠れない日々が続きそうです。

非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

全記事表示リンク