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575from別府

 家に帰って郵便受けを覗いたら、僕と嫁の連名宛で、心当たりのない封書が。差出人は「鉄輪愛酎会」。なんだこれは?鉄に輪とくると鉄道か競輪の関係かと思ってしまうわたくしですが、封を開けて、おお、と得心。中に入っていたのは俳句の季刊紙と投句用紙でした。差出人は別府の俳句愛好サークルで、鉄輪は「てつ・りん」ではなく「かんなわ」と読みます。

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 年末から正月にかけて、沖縄在住の友人「温泉の大ちゃん」夫妻に誘われて別府の鉄輪温泉の湯治旅館に出かけたのだが、宿のおかみさんが俳句好きで、勧められるがままに何句か詠んで渡しておいたら、どうやら夫婦揃って佳作に選ばれたらしい。うほー。

地獄蒸餅を並べて梅の花(まさ)
冬の空入道雲か湯煙か(まり)

 さすがオレたち!と思ってニヤけていたら、僕の句の横に大ちゃんの句も載ってた。ガクッ。

冬空に湯煙登る地獄釜(大ちゃん)

 ちなみにこれは、去年の11月から今年の1月にかけて投句された675句のうち、優秀3句と佳作60句が選ばれたものです。地元の人や湯治客が一句詠んでは町のあちこちに置いてある投句箱に入れます。僕らは宿のおかみさんに託しておきました。
 わが駄句に出てくる「地獄蒸」というのは、温泉の蒸気で肉や野菜や芋や餅や肉まんなどを蒸して調理する、別府の名物。僕らが泊まった湯治旅館の中庭には「地獄蒸し器」が備えられてて、毎食ごとにここで食い物を蒸しては食ってた。これがまたうまくて。
 で、この句は、丸餅を梅の花状に並べて地獄蒸しをやったことを詠んでます。

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 これが地獄蒸し器。こうやってザルに食い物をぶち込んで蓋をしておけば、なんでも数分で蒸し上がります。すげえ蒸気の力!煙で見えにくいけど、中に入ってるのはサツマイモ。
 
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 こちらは嫁の句に出てくる湯煙です。別府の初日の出。なかなか壮観です。別府競輪へは何度も行ってるのに、湯煙を見るのは初めて。
 あ、どうでもいいですが、今年の競輪グランプリは別府場外で見てまして、ついつい引退する吉岡から買っちゃって、レース後、僕もイモと一緒に蒸されてしまおうかと思いました。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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