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花咲ける伊那路

 昨日、とある仕事の打ち合わせでまたも伊那谷へ。下伊那郡の観光行政関係者と話ができてなかなか有意義だったのだが、担当者の一人が「この地域の、どこをどう宣伝していいのかよくわからない」というようなことを言われていて、驚いた。えー、だって見どころばっかじゃん!この土地でそんなこと言われたら、ウチの地元の西濃なんかどーすんのよ。
 でもまあ考えてみれば、長年住んでいると地元のよさがわからなくなるってことは、確かにあるかもしれん。僕が「三河サイコー。アイラブ豊橋」とかいうと驚く三河人が多いし(つーかほとんど)、逆に僕も、地元の西濃のことは好きだけど三遠南信ほど追求しようとかまだ思えないし。歳をとったらわからんけど。
 蛇足だけど、三河人の若者は、割と自分の地元を卑下する傾向があるけど、遠州人や駿河人ってのは何でか知らんが地元好きな若者が多い気がします。

 それはさておき、飯田へ行ったついでに、近郊にある喬木村の花の名所をチェックしてきました。久々に更新したI-toursのブログで「取材せずにパンフとネットだけで紹介原稿を書いた内藤記念くすり博物館」に初訪問したことを書いたけど、伊那谷の花の名所も、実は同じことを最近やった。まあホント、困っちゃうわ。なのでその確認です。

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 こちらは、役場が所在する村の中心集落にある「阿島の大藤」。園内にあった案内板によると、昭和初期に地元商店主らが観光客を誘致して地元の活性化を図るために植栽したとのこと。通常は、維持管理費として100円がいるはずなのだが、盛りを過ぎて手入れに入っているからとかで、タダで見せてくれました。
 シーズンが終わりかかってて紫色の方が若干くすんでいるとは言え、なかなか見事な垂れっぷり。写真ではわかりませんが、蜜を集めに蜂が飛び回ってて、かなり間近で生態を観察できます。このことは、行って初めて分かる鑑賞のポイント。

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 こちらは、村の中心部から2キロほど離れた、九十九谷という小さな谷筋に群生する、九輪草(クリンソウ)という花です。某パンフに使用した写真が、日が当って明るいものだったので、けっこう開けたところにあるのかと思っていたら、木立に覆われ薄暗く湿った場所に咲いてた。う~ん、現地に来て初めて分かるこの事実。まあ逆に、そういう場所にこういう暖色の花がある方が趣があるといえばあるが。
 某パンフには「赤、ピンク、白の可憐な花が一面に咲き誇る」というキャプションを、HPか他のパンフを参考にして付けたんだけど、実際見てみると「可憐」「一面」という言葉はチョイ微妙。

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 ご覧のとおり、色は濃い目で、花は1か所からピョコピョコ出てて、上からだと球状に見える。間近でじっくり見ると、なんかバカっぽい花という印象を受けました。可憐というよりむしろ、チョイ気持ち悪い原始的な雰囲気の花、というか。僕にはね。他の人はどう見てるのか知らないけど。
 なんにせよ、自分の目で見ないと何でも分からんもんだわ。当たり前すぎる話だけど、なかなかそうもできない仕事が多いってことっす。う~ん。
(まさ)
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コメント

すぎうら あきのり

豊橋市民よりよそから来た人の方がしっかり宣伝してくれてますよね・・・
豊橋のこと。

奥三河・南信州なんかは決して地元というほど近くないし
私もあの素晴らしい自然・集落の趣・国道の風景など大好きなのですが結局「昔のまま」って言うことでしょうかね???
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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