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安城VS一宮、真夏の戦い

 図書館で、安城市歴史博物館が平成15年に発行した企画展の図録「日本の三大七夕」という素晴らしい資料を読んでいたら、興味深いことが書いてあった。安城が自分とこの七夕を「日本三大」と謳うのには根拠があるという。
 なんでも、昭和53年に東京で「日本商工会議所100周年全国郷土祭」なる催しが開かれたとき、仙台、平塚とともに、七夕飾りを出展したとか。以来「日本三大」という言葉を使うようになったそうです。う~ん、なかなか微妙な根拠だなあ。
 その資料には全国の七夕祭りリストも載ってて、安城より早くからやっているところもある。そもそも安城は、清水(静岡)の七夕祭りを参考にしたということだし。
 ただ、一宮よりも安城の方が上、というのが納得できる記述もありました。一宮は、安城の成功を聞いて視察に訪れ、そのとき安城の商工課課長が「織物産地の一宮で七夕祭りをやったほうが説得力あるじゃん」なんてアドバイスをしたそうな。一宮の人は「あ、そりゃいいこと聞いたわ」と、さっそく翌年(昭和31年)から始めたとのこと。一宮は完全に安城のフォロワーなんですね。

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 実は7/25、岐阜で仕事の打ち合わせがあったついでに、一宮の七夕祭りも見てきました。
 安城の七夕祭りよりもいいところは、なんと言ってもアーケードの本町商店街が主会場だということ。直射日光が当たらないのはとても嬉しい(しかし上の写真ベタな絵だな)。
 もうひとつは、歩行者にいちおう目的地があること。とりあえず向かう先は、真清田神社です。核になるイベント会場がどれかよくわからない安城ではどこへ向かっていいのかわからず、暑い中を闇雲に歩くハメに陥りかねません。

080807-2.jpg

 カラフルな境内と拝殿。真夏の参拝もなかなかいい。暑いけど。
 境内には所狭しと出店が並んでて、大勢の人で賑わっています。そのなかで、一際にぎわしい一角が。

080807-3.jpg

 こりゃまたスタンダードというかノスタルジックなお化け屋敷!これはポイント高い。
 意外にもこれが小中学生を中心に大人気で、外にまでキャーキャーと絶叫が聞こえてきます。入口には存在自体がモノノケのようなじっさまが、マイク片手に「さあさあみんないらっしゃ~い。怖いよ怖いよ~。オバケさんに触っちゃダメだよ~」なんて煽ってるし。
(まさ)
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コメント

nao

まだあったのか・・・
こりゃ、驚いたです。
化け物屋敷、あるんですね。

さすがに身体障害者を曝し者にする
見世物小屋はなくなりましたが、
「のぞきからくり」と「化け物屋敷」だけは、
残っていてほしかったので。

猥雑でいかがわしい非日常は、
常の暮らしがまっとうな場合にだけ
健全な効力を発揮しますからね。

たとえば、毎日が戦争の恐怖にさいなまれている国には
日常が異常なので化け物屋敷のスリルは
不要なわけですからね。

そういう意味で、まだまだ日本は平和なんだ・・・
といささかでも確認するために、こういう空間を
求めるわけなんですね。

いずれにせよ、「物語」と「抒情」のなくなった
空間には住みたくないですね。

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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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