樹林舎刊「長浜・米原の100年」(→
●□)のスピンオフで、湖北の昔の駅写真シリーズの続き。

旧湖北町の玄関口である河毛駅には、平成6年(1994)に建設された「河毛コミュニティハウス」が駅舎代わりになっています。湖北のJR駅は醒ヶ井(→
●□)、坂田(→
●□)、虎姫(→
●□)、余呉、近江塩津、永原にコミュニティハウスが設置されていますが、その走りが河毛と余呉。
今でこそ普通の駅ですが、坂田駅と同じく平成3年(1991)以前は、区間運転の気動車しか停まらない簡素な駅でした。

(1987.07.30)
たまたま乗った米原行きの列車内から、テキトーにホームを撮ったこの一枚しかないのが残念。さすがにこんな中途半端な写真は、本には載せていません。
この時代は停車する列車が少なく、利用者もかなり少なかったと思われます。

(2002.12.26)
もう一枚、改修後の写真ですが、上りホームから道路に直接出ることができた時代の風景。だから何?という写真ですが…。

この施設の指定管理者である「株式会社まちづくり湖北」のメンバーの中に鉄道愛好家がいるらしく、建物内では鉄道関連の展示をしています。せっかくの意欲的な展示なので「長浜・米原の100年」に掲載した鉄道関連の古写真を活用していただければ嬉しいですが、関係者は本書の存在をご存知ないかも。

あと、今も駅前に残る旧湖北町および旧虎姫署の立てカンバン。
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