樹林舎刊「長浜・米原の100年」(→
●□)のスピンオフ。
そんなわけで国鉄バス浅井線の情報はただでさえ少ないのですが、虎姫起点のもう一つの路線、近江山本系統になると、写真どころか話も全然聞きません。

ルートはおそらくこんなところでしょうか。旧湖北町南部の馬渡(もうたり)、旧びわ町北部の富田を経て、旧湖北町西部の山本に至っていたと思われます。


旧湖北町の西部に位置する山本は、国鉄バス開業当時の自治体名でいうと東浅井郡朝日村の中心になり、湖北ではまあまあ規模の大きい集落です。見ると美しい三角形をした山本山の麓にあり、山本山と余呉川に囲まれ独特の雰囲気をたたえています。水郷のようでもあり、城下町のようでもあり。

集落の南入口にあるこれが、かつての近江山本バス停だったのか?現在はこはくちょうタクシーの山本山三条橋のりば。

あるいは、上の写真から西へ250mに位置するこれがその可能性も?現在はこはくちょうタクシーの山本山五条橋のりば。この路線については、改めて地元で聞き取り調査をしないといけません(誰が興味あるのか?)。
なお、待合室は国鉄バス時代のものではなく、近江鉄道バスに移管後のものと思われます。

で、その旧山本中バス停の中には、謎の中国人の肖像画が…。
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