前回記事の最後の写真、バスの右側は旧入出小学校の跡地になります。入出小学校は、新所小学校と昭和42年に合併して移転し、今の東小学校になりました。

現在もその名残で校庭が残っています。奥に建つのは「湖西市はつらつセンター」といい、高齢者の活動施設とのこと。 この建物で学んだ子供が老いるとはつらつセンターを利用することになるわけで、ここから巣立ち、ここに還ってくるという人生は、なんというか味わい深いものである。

(1997.05.11)
最初に訪れたときはまだ校舎が残っており、入出児童館として活用されていました。このとき、児童館で行事があったらしく大人も子供もたくさん写り込んでいますが、全然記憶がない…。

後者はなくなれど、門柱は今なお健在。

(1997.05.11)
往時は門柱の向こうに火の見櫓が立っていました。豊橋のヤマ六鉄工所製で、昭和28年に建てられたもの。

(2007.10.12)
火の見櫓の後ろの二階建ては、役場や諸機関が入った複合公共施設だったと思います。Googlle Mapのストリートビューを見ると、2012年まではあったらしい。

(2007.10.12)
2008年に春夏秋冬叢書「火の見櫓暮情」を作ったときは、遠鉄バスもHINOMIも旧役場もあり、いい感じで三点セットが撮れました。地域の景観の中で存在感を放っていたものが、次々になくなっていったのだなあ…。
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