春夏秋冬叢書
「そう」79号連動ネタ。

正太寺の少し先で唐突に終わってしまう県道333号ですが、地形図を見るとその道なき道の先には「正太寺鼻」という岬の名前が記されています。上の写真、正面に見える「宇津山」が湖に落ち込むところが正太寺鼻です。
入出には数えきれないほど来ている自分も、さすがに正太寺鼻には行ったことがありません(と言うか行こうと思ったことすらない)。道についての記事で、道なき道を歩いて終わるのも面白いかなと思い、今回初めて行ってみました。

道の終わりにはフェンスがありますが、警告看板は「車両進入禁止 入出自治会」とあり、人の立ち入りが禁止されているわけではなさそうです。それによじ登らなくても、脇から簡単に浜に下りることができます。

正太寺鼻まではおよそ333m。前半は、このような小石の浜が続きます。

200mほど進むと、次第に磯になってきました。

最後に緩いカーブを曲がると、正太寺鼻に到着。特にスペクタクルな展開もなく、けっこうあっさり辿り着いてしまったのでした。穏やかな浜名湖岸でスペクタクルも何もないけど。
それでも初到達はなかなか感慨深いものがあり、この角度から眺める新瀬戸橋も新鮮です。

正太寺鼻の先には、岩礁が飛び石状に連なっており、鼻だけにまるでくしゃみで飛び出した鼻水のよう。

岩礁の先端まで行って振り返ると、宇津山が大きな団子っ鼻のようでした。
なかなかいい景色なのでもっと堪能していたいところですが、訪れたのは3月初旬の夕暮れ時、日が陰って寒いので、とっとと引き返したのでした。なお、山の北側は突破するのがちょっと難儀そう。
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