春夏秋冬叢書
「そう」79号が発売中です。今号のキーワードは「太」。それに絡めて、前号から始めたマニアックな道を歩いてみる連載企画「彼の道此の道社会学」では湖西市入出の正
太寺門前と
太田を結ぶ静岡県道333号を取り上げてみました。

3が三つ並ぶだけで意味もなくアガる道路マニアは、僕だけではありますまい。
県道333号入出太田線は全長わずか2.7km、湖西市内で完結する短距離路線です。昔は入出から太田を経て豊橋市中原町に至る「県道二川入出線」という約7kmの路線だったのですが。昭和35年(1960)に県道再編が行われ、333と334(太田中原線)に分割されました。

起点がなぜかどん詰まりの入出に設定されているのは、県庁に近い方を選んだから…というくらいしか理由が思いつきません。行き止まり地点から歩き始めても面白くないので、記事では終点の太田から入出に向かっています。

終点は国道302号、県道334号が交わる太田交差点。

そして起点は正太寺の少し先のここ。唐突に道と堤防が終わり、フェンスが行く手を遮っています。こんなふうに「強制終了」してしまう県道は、平地では非常に珍しいのでは。


しかし現場に行ってみると、その起点は少々疑わしくもあります。本当は250mほど西のこの地点のように思えるのですが…。県道標識が立っていて、車道外側線も途切れているので。
モヤモヤするけれど、管理者の浜松土木事務所に「本当はどっちなんでしょうか」とわざわざ問い合わせて職員を煩わせるほどのことでもないので、まあどっちでもいいです。もし知っている人がいたら教えてください。

ついでにもうひとつどうでもいいことを記しておきますと、333の県道標識は今回アップした三つしかありません。333×3とは、きっと浜松土木事務所の粋な計らいでしょう(粋?)。
◎県道の話題愛知県道443号富岡大海線→
●□愛知県道418号小中山伊良湖線→
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