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湖北の駅、ここ20数年ほどの今昔その1~柏原駅

 樹林舎刊「長浜・米原の100年」(→●□)のスピンオフ。伊吹山麓の大阪セメントの写真つながりで、湖北の駅関係の古い写真をいくつか。
 湖北には現在14の駅があり、本書にはそのうち9駅の古写真を掲載しています。

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 滋賀県で最東端に位置する柏原駅はこの写真を掲載。昭和35年(1960)撮影の木造時代の駅舎の写真です。駅舎の写真というか、駅に降り立った浄土真宗の高僧の写真ですが。
 木造駅舎は昭和46年(1971)に取り壊され、現在の駅舎に建て替えられました。

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 デザインについては一考もせず!といった感じの、コンクリートブロックと折板屋根の地味極まりない駅舎です。隣の近江長岡駅(→●□)が、地味な造りの駅舎にも一工夫が窺えることに比べると、なんと愛想のないことか。とは言え、50年の年月を経て、なかなか味わ深い風情を醸し出してきております。
 23年前の柏原駅はこうでした。

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(2000.01.03、以下同じ)

 なんも変わってないやんけ!と言いたいところですが、よく見ると細かいところに変化が。そう、当時は軒下に「本日ご乗車ありがとうございます」のメッセージが掲げられていたのです!国鉄時代からあるのか、JR化後に設置されたのかはわかりませんが、ささやかながらも駅員さんの思いが伝わってきます。

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 ホームには山東町の観光案内も。清滝寺、成菩提院、北畠具行卿の墓、いぶきもぐさ元祖などシブいラインナップ。観光客はさておき、霊仙山の登山口にあたる柏原駅は、昔は登山客の利用も多かったとか。駅舎には今も案内板が設置されています(→●□)。

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 また、当時は駅前に平林商店というシブい構えの店がありました。駅前旅館も兼ねていたと思しき作りです。柏原駅にはキヨスクがなかったためか、店頭で新聞を販売していました。今、この場所は更地になっています。


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MARUKADO

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東海地方を縦横無尽、全国各地に神出鬼没の取材・執筆・編集事務所。
ライター/編集者/媒体によっては撮影も。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
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