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墓地ビュー0005 & 名工の競演

 春夏秋冬叢書「そう」67号連動ネタ。
 キーワード特集の「運気満溢」では、伊那谷遠山郷の龍淵寺にある霊木、観音大杉を文章を担当しました。写真はAさんです。

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 この寺は、遠山郷の中心地・和田の高台に建つ「遠山郷土館 和田城(→●□)」の隣にあります。
 寺を訪れたのは昨年5月。実は「そう」64号の「落人伝説-遠山」の取材で青崩峠(→●□)を越えて秋葉街道を辿り和田まで行った際、落人取り締まりの任を幕府より命じられた遠山氏の菩提寺が龍淵寺というので立ち寄りました。そしたら境内で観音大杉に遭遇。ちょうどその頃「そう」の編集会議で「気」の号の運気上昇スポットのネタ出しをしておりまして、「この観音大杉、気のテーマにぴったりじゃね?」ということで、その場で取材して、会議で推してネタが採用され、掲載に至った次第。図らずも一度の取材行が原稿二本分になった、と…。

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 本堂脇の石段を登ったところに、4株5本で一組の観音大杉がどーん。全貌の写真は本誌をご覧ください。

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 大杉の背後には雛壇状の墓地があり、大杉の観覧席のような感じに。参拝の際には正面からだけでなく、墓地の上の方に上がって眺めてみることをお勧めします。
 急な訪問にも関わらずご就職が案内してくださり、本堂へ。

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 するとそこには精緻な三重塔のミニチュアが。清内路在住の宮大工、桜井三也氏の作。

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 その部屋に掲げてある絵も見事です。しかしよく見ると絵ではなく、漆喰で作った作品で、鏝絵(こてえ)、鏝盛(こてもり)と呼ばれるもの。

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 寄進者を記した額もあり、それを見て驚いた。なんと平出宇蔵の大正12年の作なのでである!…って、知っている人はほとんどいないと思いますが、宇蔵は大正~昭和中期に活躍した水窪の左官職人です。僕も水窪本町近くの国道152号沿いで庚申堂に施された作品と案内板を見ただけで(詳しくはこちらを参照→●□)、それ以上のことは知らないのですが…。いずれ調査して、本誌での記事化を目指したいと思います(一度の取材で原稿三本分になれば超オイシイ)。
 それにしても、遠山郷の名刹に水窪の名工の作品があることは、秋葉街道を通じた遠信国境地帯の強い結びつきを感じさせます。
(まさ)

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◎マルカドブックス2020年5月分
0557 ヴァラエティ(奥田英朗)→●□
0558 白人ナショナリズム(渡辺靖)→●□
0559 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)→●□
0560 カササギ殺人事件(アンソニー・ホロヴィッツ)→●□
0561 サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する(梯久美子)→●□

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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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