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急いで玉で吸え!0002

 ※前日のブログからお読みください。

 で、帰国の前々日、夜のホーチミンシティをウロウロしていたところ、手に持ったベルのようなモノを鳴らしながら自転車に乗って通りを走る男たちがいることに気が付きました。あれはなにかと尋ねると(誰に尋ねたか忘れたが)、流しのマッサージ師だというではないか。
 日本ではせいぜい、立ち寄り温泉の休憩室でマッサージチェアに座るぐらいしかしない僕ですが、旅先ならではの積極さと、あまりに身体が弱っていたのとで、一人をつかまえてマッサージしてもらうことにしました。
 町の真ん中で呼び止めたので、マッサージ場所はどこかのアパートの廊下。彼はタタキの床におもむろにビニールシートを敷き、うつ伏せになれと指示します。

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 床の固さは多少気になるけれど、マッサージ自体は気持ちいい。あ~、病んだ身体に染みる~。ご覧のとおりロケーションの怪しさと裏腹に、けっこうリラックスしてました。
 ところが、この軽いマッサージは文字どおり前戯にすぎなかった!
 ひとしきり身体をほぐした後、彼は手を止め、おもむろに黒いカバンをゴソゴソやり始める。次は道具か。目を閉じて待っていると、突然、背中に何かの感触が…。
 嫁は「ええっ?」とか言いながらカメラを構えています。なんだなんだ?と思ったら、背中を何かが噛み付きはじめた!エッ?エッ?エエ~ッ!?何これ何これ?痛熱い感触が背中じゅうに広がってゆき、そしてついに嫁は大爆笑!いったい何が起きているんだ!
 嫁にデジカメのディスプレーを見せてもらうと…

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 な、なんじゃこりゃあ!?噛み付いているのは…小瓶?

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 どうやら小瓶の中に火を入れて真空状態にし、その力で皮膚を引っ張るというマッサージらしい。これをしている間、彼は臀部のマッサージ。痛いのと熱いのと気持いいのが渾然一体となって身体じゅうを包み、もう「アッ、アッア~」という喘ぎ声しか出てきませんよ。
 そんな僕に彼は一言。「No Ah!」(アーとか言うな!)。そんなこと言われても。
 10数分後、ようやく小瓶が外されると、背中はこんな惨状に!

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 ひぇ~。気持わりぃ~。この背中のハム色水玉、一ヶ月近く消えませんでした。
 帰国後調べたところ、これは「吸玉(すいだま)療法」というそうです。肌に刺激を与えることで血行をよくし、コリをほぐす等いろいろな効果があるんだとか。
 ウチの爺さんによると、シベリア抑留から日本に戻ってきて間もない昭和20年代、弱った身体を回復させるべく、地元で有名な垂井町の鍼灸院に行き、これをよくやってもらったといいます。「スイフクベ(吸い瓢=ヒョウタン)」とも言うらしい。
 効果はあったのかなかったのか、まあ、なんとなくよくなったような感じ。でも面白かったので、翌晩も彼に頼み、にしやんの目の前でコレをやってもらいました。
 ホーチミンに滞在しているにしやんは彼と再会したようで、彼は我々のことを覚えていたよ、とのこと。今度行ったら、必ずまたやってもらいます。

 醜い写真をお見せしたので、最後はキレイな海の写真を。ベトナム中部のムイネー村にて。
椀型の船に乗り沖に出る地元の漁師。

080501-5.jpg

(まさ)
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コメント

NAO

マジ、おぞ毛立ってしまった・・・
わたしの嫁も、むかし東中野の鍼灸療院で、
こいつをやっていたんですが、
彼女の背中を見たら
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
こんなふうになっていた!

まさ

いや~、女性でコレは相当キツイ!ばあさんならまだしも…。
非公開コメント

MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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