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車が通れる遠州の吊り橋0003

 春夏秋冬叢書「そう」67号が発売中です。今号のキーワードは「気」。私は例によって「地名探訪」「三遠南信産××育」のほか、パワースポットを集めた特集「運気満溢」の中で南信州遠山郷の龍淵寺の文章を、女性取材記者(まり)は、「気象観測」のタイトルで旧飯田測候所と、特集「運気満溢」で西尾の寺津八幡宮(→●□●□)の文章を担当しております。

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 今回の地名探訪は、浜松市天竜区を流れる気田川を取り上げました。気田川は旧水窪町門桁(→●□)の山奥に源流を発し、旧春野町を南北に貫流して、旧天竜市竜川地区で天竜川に合流する川です。
 本流である天竜川(の遠州山間部流域)とは川の雰囲気がまるで異なっています。ダム湖が多い天竜川は地形が強引に改変されたようで、どことなく人的な圧を感じさせる景観なのに対し、気田川は自然に近い姿で、大らかな印象を与えます。河川敷と中洲が広いことも特徴。大井川中流域とよく似ており、川幅をあちらの3分の1ほど狭くした感じ。
 記事では、そんな気田川の味わいを楽しめるスポットとして、吊り橋に焦点を当てています。旧春野町の気田川には6基の吊り橋があり、それをぜんぶ巡ってみました。

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 もっとも下流に架かるのは、天竜川の合流点からわずか二百数十メートルの位置にある気田川橋です。



 気田川の6つの吊り橋で唯一の県道(285号大輪天竜線)で、サイズ的にも最大規模。重量制限標識(→●□)はなく、「大型貨物自動車等通行止め」の標識があるものの路線バスの通行は可能のようで、かつてはこの橋を走る国鉄バスの路線もありました(→●□)。

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 実際に車が通るとこんな感じ。走ってみると、幅員が狭いのはまあ楽しいですが、そんなに揺れを感じることもないし、トラスは頑健だし、普通の橋を渡るのとさほど変わりはありません。

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 面白いのは左岸側で、橋の全長の3分の1ほどが桁橋になっています。こういうハイブリッド橋(?)もなかなか珍しいのでは。

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 この橋を作ったのは、秋葉ダムを管理する電源開発株式会社です。秋葉ダムが工事中だった昭和32年(1957)に架橋されており、流域の地域補償の一環により建設されたのでしょう。

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 天竜川と気田川の合流点。右奥にチラっと見えている赤い橋が気田川橋。ここから天竜川本流を1kmほど上流に行くと、秋葉橋という吊り橋もあります(→●□)。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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