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今さらながら揖斐川町の名阪近鉄バスを振り返る0001

 先月末、西濃地方を網羅するバス会社、名阪近鉄バスの創立90周年記念回数乗車券が発売されたので、揖斐駅のそばにある揖斐営業所で購入しました。

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 記念切符の類を買うのは久々、近鉄バスのモノともなると生まれて初めてですが、なんともシブい一品で…。いつか9歳児と一緒にバスに乗る機会を作って、使いたいと思います。
 ただ、揖斐川町内を運行していた名阪近鉄バスは昨年9月30日限りで撤退したため、残念ながら地元ではもう使えません。販売している揖斐営業所は、路線バス廃止後も貸切バス営業や隣接する町を走る路線バスの車庫として使われているのため存続されています。
 揖斐川町内の最後の一か月間は暇を見つけては町内でバスを撮りまくっていたのですが(→●□●□●□●□)、子供の頃から馴染んできた路線バスが走らなくなったのはかなりショックで、今まで地元のバスネタをアップする気になれませんでした…ということはなく、あまりに細かすぎるネタがわんさかあり、面倒くさくて手を付けていませんでした。しかし、廃止から半年以上が過ぎて心の整理もついたので(オオゲサ)、記念切符購入を機に少しずつ振り返ってみたいと思います。

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 振り返ると言っても、僕が近鉄バスを利用したり路線チェックをしたりしてたのは中学・高校時代の80年代半ばから90年頃まで。平成以降はほとんど顧みてこなかったので、かなり限られた時期の思い出話になりますが…。
 30数年間の変遷も激しく、社名は名古屋近鉄バス→名阪近鉄高速バス(1983~)→名阪近鉄バス(1994~)と変わり、2006年には揖斐川町コミュニティバスになっています。上の写真はコミュニティバスの路線図に加筆したもので、赤囲みの太い路線がコミバス化以前からあった路線、囲っていないものがコミバス化により設置された路線になります。
 とりあえず、最終形の路線別に、どんな路線だったか記しておきます。


◎揖斐川北部線
 大和・北方校区を経て旧久瀬・藤橋・坂内村に行く路線。古くは旧久瀬村中心地区に「津汲車庫」があり、ここでの乗継便があるなど、奥揖斐の交通拠点となっていました。また、途中の揖斐峡が国鉄の周遊指定地に指定されており、全国版時刻表に記載されていた時代もありました。
 末端の広瀬-川上間は昭和末期に廃止されましたが、コミバス化により復活しています。また、国道303号久瀬トンネルが昭和60年頃に開通した際、旧道の久瀬トンネル口-外津汲間が支線化して生き残りましたが、これは数年で廃止されてしまいました。
 さらに時代をさかのぼると、小津、日坂、東鶴見への支線や揖斐高原スキー場行きの季節運行もあったようですが、それらの現役時代を僕は知りません。あと、旧徳山村へは旧根尾村の樽見から村営バスが通じており、揖斐郡内への路線はありませんでした。

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(乙原)

◎横蔵線
 旧谷汲村への路線。谷汲山華厳寺(→●□)へのアクセス路線でもあります。名鉄谷汲線が走っていた時代は、全便が谷汲駅前を経由していました。

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(谷汲双門前)

◎揖斐町線・揖斐大野線
 揖斐町線は、近鉄揖斐駅と名鉄本揖斐駅を結んでいた路線です。両駅ではほとんどの列車に接続しており、揖斐郡のバス路線網で最大の幹線でした。
 本揖斐から大野へは、かつて岐阜バスが黒野経由新岐阜方面行きを運行していましたが、80年代に廃止。30年近いブランクを経て、廃止された名鉄揖斐線の代替バスとして復活しました。

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(上新町)

◎清水循環線
 コミバス化により新設された路線で、本揖斐-清水間は揖斐大野線と重複しています。清水校区および養基校区住民フォローの路線です。

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(清水)

◎房島線
 揖斐駅前-本揖斐駅前-房島-北方平のルートで80年代まで運行されていた路線を、コミバス化により川口橋まで復活させた路線です。大和校区および北方校区南部住民フォローの路線です。

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(房島)

◎春日線
 小島校区を経て旧春日村に行く路線。川合で美束方面と古屋方面に分岐しますが、美束行きが本線で、古屋行は本数も少なく支線扱いでした。
 小島校区内では、かつては黒田から白樫口まで県道32号を直進していましたが、コミバス化により全便が上野・白樫経由になりました。これは60~70年代に廃止されたルートを復活したものです。また、役場・野中経由便はコミバス化により新設されました。
 あと、僕が生まれる以前の昭和30年代だか昭和40年代前半には、揖斐駅-新丁-瑞岩寺(わたくしの居住地)-舟子-沓井-揖斐駅という循環系統もあったとか…。

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(白樫口)

◎谷汲口線
 旧谷汲村長瀬地区の路線です。その昔、谷汲-高科間の路線が存在していたかもしれませんが、僕が記憶している80年代半ばにはありませんでした。長瀬地区を通る路線には、岐阜バスの岐阜~本巣~長瀬~谷汲という路線がありましたが、80年代半ばは谷汲山の観音縁日である毎月18日のみの運行でした。もっと前は毎日定期運行されていたかもしれません。
 国鉄樽見線が樽見鉄道に転換された1984年(あるいは樽見まで延長した1989年?)、谷汲山華厳寺への参拝客輸送のために谷汲口駅-谷汲間に路線が新設されました。この路線は確か途中にバス停のない直行便で、利用者が少なくて早い時期に運行を中止したんじゃなかったかと思います(違うかも)。
 名鉄谷汲線の廃止後には、谷汲-黒野間の代替バスが2001~2005年まで運行。2007年に旧谷汲村の北東端に位置する高科まで延長?再設置?されました。この年、沿線の長瀬小学校が谷汲小学校に統合されたのを受け学輸便を確保するための措置と思われます。
 この路線についてはうろ覚えの部分が多いので、正確なところをご存じの方がおられましたらご教示ください。

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(谷汲口駅)

 各路線やバス停等の詳細についてはおいおい書いていきますので乞うご期待!(誰が期待を?)
(まさ)


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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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