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水も滴るかみさま

 先月の当ブログで、知多半島南部限定のローカル媒体で常滑市山方町にある現役の共同井戸を取り上げた旨をつらつら書きましたが(→●□)、その流れで、先日刊行されたその媒体の最新号で「常滑市街南部にやきもの散歩道の新コースを勝手に設定してみた」という企画をやりました。夏にインスタで冗談のつもりでアップしたネタ(→●□)をそのまま紙でやったわけです。
 そのコースの目玉のひとつとして取り上げたのが、地区公民館の山方会館にある弁財天像。

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 常滑陶彫の第一人者として知られた片岡静観が制作したもので、会館敷地内の池に安置されています。地元有志が静観に依頼して昭和26年に建立されたのが初代弁財天像で、それがのちに何らかの事情で撤去され(詳細を知る人には出会えず)、これは昭和42年に作られた二代目。像の端正さもさることながら、円形の池の真ん中に円形テーブルを設え、その上に台座を置いて弁天さんを乗せるという全体のデザインも面白い一品です。
 それにしてもこの凝りようはなんなのか、かねてから不思議に思っていたのですが、取材で山方の区長さんにお会いした際、衝撃の事実が判明。

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 なんと、皿は噴水だったのである!

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 全方位から水を浴びせられて、美麗な弁天さんがより艶やかに…。水の女神も喜んでおられましょう。なお、噴水は通常は止まっており、年に一度、毎年5月に催される地区の子供祭りで水を出しているとのこと。

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 ちなみに山方会館も、昔の個人医院のような凝った形をしています。建物といい池といい、センスのある人が町内にいたのでしょう。

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 会館には山車の格納庫である「鞘」を併設。山方の「山」を常滑の「トコ」で囲った紋もカワイイ。山方の山車は「常山車」といいます。
(まさ)

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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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