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かみさまへ寄進物がどっさり

 一ヶ月半も前になりますが祭礼をもうひとつ。10/5には高浜の春日神社のおまんとを見に行ってきました。

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 おまんとは衣浦湾の両岸の高浜市、刈谷市、碧南市、西尾市、東浦町、大府市で行われ、神社境内に設けられた円形馬場で馬を走らせ、若い衆がそれに飛びつき、一緒に走り、振り落とされるという、一般的な表現でいえば勇壮な、別の言い方をすればクレイジーな祭りです。これまで何か所かで見ましたが(→●□●□など)、おそらく参加者も見物客も高浜が最大規模ではないかと思います。
 春日神社のおまんとについてはさまざまな媒体や多くの人が記事にしていますのでそちらをご参照いただくとして、ここでは例によってマニアックな話題を。

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 この春日神社、なかなか珍しい構造になっています。核は春日神社なのですが、その右隣に似たような規模の八剱社があるのです。さらに、春日神社・八剱社の周囲の森、というか両神社を含めた一帯は「大山緑地(大山公園)」という市民の憩いの場になっており(→●□●□)、桜の名所として碧海では刈谷の亀城公園に次ぐ知名度を誇っています。
 この地にもともとあったのは春日神社。その境内の一部が公園化されたのは大正時代。そして、もとは市域南部の田戸地区(→●□)にあった八剱社が、「産業道路」こと現国道419号の建設用地に引っ掛かったため、昭和49年に春日神社の隣に遷座され、現況のような総合神社公園的なエリアになったのでした。

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 もとからあった春日神社は木造で、あとからやって来た八剱社はコンクリート造りになっています。
 敷地が広いこの神社公園には寄進・寄贈物がやたらと多く、訪れる度にそれらのブツを断片的にチェックしていたのですが、この秋、ふと思い立って全部調べてみることにしました。ここに公開しますので、ご活用ください(何に?)。

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※クリックで拡大します

 調べてみて分かったことは、
1)地元製の陶像は全部で7組。他に、春日神社の手水付属の井戸筒が常滑製(→●□
2)春日神社の主たる石造物納入業者は、岡崎の板倉兵太郎
3)八剱社の主たる石造物納入業者は、岡崎の今井新太郎(→●□
4)なのに、三之鳥居だけなぜか逆に!
 それが分かったからってなんだというのか…。

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 高浜は瓦・土管・日用土器(鉢や土鍋など)を主力としてきたやきものの町なので、寄進者や製造者に窯業関係者の名前が多く見られるのが特徴です。ただ、ちょっとよくわからないのが八剱社の二之鳥居に刻まれた「田戸台秤組合」。田戸も窯業の集積地なので、出荷する製品を計量する組織でしょうか?
(まさ)
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コメント

ナオ

黄色い煉瓦・帝国ホテルと常滑焼土管技術
NHKで、フランク=ロイドライトと帝国ホテルと常滑焼のことをドラマ仕立てでやりますから、見ます。春日神社とは、ほとんど関係ないでしょうが。

まさ

1mmも関係ないです。コメントがイミフレベルになってますよ…。
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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