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おかえり、かみさま

 この秋は、取材だったりそうでなかったりで久し振りにイベントや祭礼を見物しまくっておりまして、野間灯台のイベントの前々日の10/31の深夜には、南知多町豊浜の須男(すお)神社で行われた「神迎え」を見てきました。

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 須男神社は豊浜の中心地区の氏神です。豊浜はかつて「須佐」と呼ばれ、この神社も明治までは「須佐之男神社」と呼ばれていたのですが、祭神はスサノオノミコトではなくヤマトタケルノミコトだし、須佐という地名もスサノオノミコトとは関係がないらしい。ちょっと謎めいた地名&社名です。

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 神社は集落奥の山際に鎮座しており、拝殿の下にはソテツがあったり、

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 境内の片隅にトロ箱が山積みされていたり、他の神社ではあまり見かけないアイテムがいくつか目に留まります。トロ箱は元旦の焚き火用でしょうか?

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 でもって「神迎え」。神無月には全国の神様が出雲大社に集まりますが、この神事は10月末日の深夜、出雲から帰ってくる神様をお迎えするもの。10月1日には「神送り」も行われます。
 その神送りと神迎えのときは、豊浜のあちこちにこのような張り紙が掲示されます。普段は人が常駐していませんが、当日は朝から氏子の当番の皆さんがずーっと神社にいるようです。

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 神迎えの見どころ?は二つ。ひとつは夜8時、神様をにぎやかにお迎えするため(たぶん…)、若い衆がお囃子を演奏。時間になるとパッと集まってきて、拝殿下で数分ほど演奏したのち、演奏しながら帰って行きました。

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 もうひとつは深夜直前、社務所に集まっていた氏子たちがぞろぞろと拝殿に上がり、祝詞奏上などの神事。時間にして20分ほどで、実にあっさり終わってしまった。しかし、真夜中のひんやりした空気の中、時折聞こえてくる夜間操業の漁船のエンジン音をBGMに神事をぼーっと眺めていると、なんとも言えず不思議な気分です。間違いなく今までで一番シブい祭礼神事の取材となりました。
 この晩は豊浜にあるゲストハウスほどほどに宿泊したところ、一緒になった旅行者三人も同行し、このシブい神事を一緒に満喫しました。…満喫しただろうか?今度はぜひ鯛まつり(→●□)か須佐踊り(→●□)を見に来てほしいものです。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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