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遠山郷のミュージアムカフェ

 春夏秋冬叢書「そう」64号連動ネタ。
 で、青崩峠を下りて、本日最大の目的地である梁ノ木島番所跡へ。八重河内の中心地区の対岸の西村というところにあります。

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 梁ノ木島番所はもともと、もっと上流の青崩峠の真下あたりにあったのですが、天明7年(1787)の山崩れにより数キロ下流のこの場所に移されたとのこと。なお、梁ノ木島は元の所在地の地名で、文化財を管理する飯田市教委では「はりのきじま」と読ませていますが、地元のオバちゃんは「はんのきじま」と呼んでました。
 かつてはここに老翁が住んでおり、以前訪れた際にお会いしたこともあります。しかし十何年か前から空き家になっており、邸内に入ることはできません。なのでここが目的地と言っても、外観を眺めて往時を偲ぶだけでオシマイ。
 この後、国道152号を3キロほど下り、旧南信濃村・遠山郷の中心地である和田(→●□)へ。

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 山深い土地に忽然と現れる「町」です。戦国時代から江戸時代にかけてこの地は遠山氏が領有しており、町並みを見下ろす高台に和田城を築いて拠点としました。番所を設置・管理したのも遠山氏です。

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 その和田城跡の一角に「遠山郷土館 和田城」が建っています。遠山氏関連の資料が展示されており、番所に関する未見の資料でもないものかと思って覗いてみたのですが、目ぼしいものはナシ。しかし、館内には驚くべき空間が存在した!

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 それは「カフェ和田城」。センスのある企業系ミュージアムや予算に余裕のある公立ミュージアムでは館内カフェは普通ですが、失礼ながらこのオーソドックスな郷土資料館にカフェがあるとは。

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 しかもカフェスペースは公民館の講堂⁉テーブルと椅子は会議用⁉なんとシュールな。
 郷土館は南信濃村発足30周年を記念して平成2年にオープン。ミュージアム専用ではなく公民館機能を併せ持つ施設として設計され、かつてはここで文化講演会や行事などが盛んに行われたとか。しかし、平成17年(2005)の飯田市合併後は利用頻度も激減したため、カフェスペースとして活用されるようになったようです。
 この日は一服せずに帰りましたが、いつかここでコーヒーを飲みながら遠山郷の郷土資料を読み込んだりしたいものです。
(まさ)

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コメント

nao

神楽の湯に入って一服
和田にもよく行きましたが、遠山川の急流だけはさほど変わらんです。当たり前か!

まさ

川の流れは変わりませんが、当たり前ながら商店の数と人口は減ってます。
非公開コメント

MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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