FC2ブログ

蓮に稲穂に金次郎

 成田市・旧下総町の滑河山龍正院の後は、利根川を渡って茨城県に入り、河内町へ行ってみました。例によって東海地方の人にはまったく馴染みのない地域と思いますので、地図を貼っておきます。

 この町へ足を踏み入れるのは初めて。どんな町なのか予備知識は一切ありませんが、地図だけ見て想像するに、利根川流域にあれど川湊として栄えたような集落もなさそうだし、利根川水運とはほとんど関係のない純農村といったところでしょうか。東海地方でいうと輪之内町みたいな感じ?

191018-2.jpg

 で、行ってみたら純農村でした。しかし、果てしなく広い関東平野の真っただ中にあるので、スケールのデカさは輪之内や海津あたりの比ではない。

191018-1.jpg

 そして、河内町東部の金江津から隣町の稲敷市にかけては、田んぼを埋め尽くす蓮、蓮、蓮!輪之内というより愛西市立田でした。蓮田の面積は河内町より愛西市の方が広いようですが、養老山地に匹敵する山がないこちらはもう馬鹿みたいにだだっ広いばかりで、思わず笑ってしまいます(→●□)。

191018-3.jpg

 そんな河内町の役場はシンプルで実にシブい庁舎建築。こういう雰囲気の市町村役場は今ではかなり希少なのでは。

191018-4.jpg

 町内をぐるぐる巡っていると、西の端の生板(まないた)という集落で廃校になった小学校に遭遇。廃校になるほど人口が少ないようにも見えないが…。なんでも河内町では昨年、町内の3小学校と2中学校を全て統合し、1年から9年まで義務教育を一貫して行う「町立かわち学園」を設立したそうな。これは、平成28年に学校教育法の改正で制度化された公立の中高一貫校「義務教育学校」で、茨城県は全国一多い9校もあるらしい。へぇ~。
 そんな教育業界の旬な話題を付け焼刃で追うのは本分ではないのでマニアックなネタに行きますが、この旧生板小学校には校門の脇に二宮金次郎の石像が建っており、その面構えにのけぞった。

191018-5.jpg

 細い目&頬骨。こういう顔立ちの金次郎像は、金次郎石像発祥地の愛知県では見たことがありません(例→●□岡崎まちものがたり
 銘板によると、昭和14年の卒業生のうち中学校と女学校(今の高校)に行った人たちが寄付したもので、製造者は川端石材店。たまたま行き会った近所のお爺さんに聞くと、龍ヶ崎(→●□●□)の石屋さんらしい。へぇ~。こういうことを知ると、このエリアの学校をぜんぶ巡って分布と制作者と作風を調べたくなります(何のために?)。
 お爺さんは「このあたりで“町へ行く”と言えば龍ヶ崎へ行くこと」等の地域の基礎情報を茨城弁でいろいろ教えてくれたうえ、自分ちの畑で採れた茨城産野菜をどっさりくれたのでした。
(まさ)
スポンサーサイト



コメント

nao

龍ケ崎界隈の関東平野沼沢エリア
よりによって、あんなところへ? でも広大なハス、ハス、ハス、レンコン畑、レンコン畑、レンコ畑…っていうイメージ、手に取るようにわかります。牛久、稲敷、行方、鹿島、潮来、なんてこった!? 千葉県をさておいて…。ええとこでしたが、とらえどころなし。その小学校の廃校ぶりや、義務教育機関の統廃合…。あっと言う間でしたね。西日本でも、少子高齢化による義務教育機関の統廃合、大都市部以外では、どえらいスピードアップしとりますよ。

nao

ビリケンさんみたいなツラガマエ
二宮金次郎石造顔、確かに三河じゃ見たことない。出身の西湘地区の小田原界隈でも、似たような表情なんでしょうかね? 大昔の通天閣の上に据えてあったビリケンさんにそっくりだと思うのは、オレだけ?http://www.billiken.jp/about/who.html

まさ

なぜここで西日本云々が出てくるのかさっぱりわかりませんが、ビリケンは、言われてみれば確かに、似ていると言えば似ている。
非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

全記事表示リンク