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学校鍾乳洞

 春夏秋冬叢書「そう」64号連動ネタ。
 前回の記事で、鷲沢風穴の近くに「滝沢鍾乳洞」という洞窟があることにチラッと触れました。滝沢鍾乳洞は鷲沢風穴よりも早くから存在が知られていた洞窟で、平成6年に刊行された地元の郷土誌「わが町文化誌 都田風土記」には「明治の頃から養蚕に利用されていた」「毎年二月四日には、ホール中央の石柱をご神体とした岩屋不動尊の祭りが、八十年以上昔から続いている」と書いてあります。「南朝の落人が逃げ隠れた云々」の伝説は、もともと小さな穴だった鷲沢風穴よりも、こちらの方がふさわしい気がしますが…。
 そんなわけで、鷲沢風穴に行ったついでに滝沢鍾乳洞も久々に見に行ってみました。

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 滝沢鍾乳洞は、平成18年に廃校になった滝沢小学校の裏にあります。場所は、新東名浜松SAから北西方向を見ると山上にズラっと並んでいる風力発電機の真下あたり。久々に滝沢に来てみたら、この風力発電機の鈍い回転音がずーっと聞こえていて、ちょっと鬱陶しい。

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 校庭の隅に入口があります。壊れた百葉箱を眺めつつ、案内板が示す方向へ。

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 鍾乳洞への登り道は草むし、案内図の置き方もおざなり。長いこと人が来ていないような感じです。地域学習には恰好の素材だし、小学校があった頃は子供たちも頻繁に登っていた…のでしょうか?

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 さほど登ることもなく、すぐに滝沢鍾乳洞に到着。案内板には「昔ここに住む村人が、この洞窟に犬を入れたところ数日後に長野県んの諏訪湖へ出たと伝えられ…」というミラクルな伝説が書かれています。あと、先述の郷土誌には載っていない話で「平成六年に縄文時代の早期(約八〇〇〇年前)と推定される土器のかけらが発見」とう情報も。やはり鷲沢風穴よりこっちの方が落人が隠れやすそう。

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 鍾乳洞は、案内板の脇に見える裂け目が入口です。

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 手すりがあるけど崩れそうなほど錆びており、もうかなり前に見捨てられたような感じ。中からコウモリも飛び出してくるし、ちょっと気持ち悪くて奥に入っていく気になれないのであった。
 洞の延長は150mほどとのことなので、勇気のある方はぜひ…。
(まさ)

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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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