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 某誌の大垣取材というのは「水の町を散策する」という内容の旅行記事です。大垣で水がらみの旅ネタというと、

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自噴水と(@大垣八幡神社)

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水門川と(@住吉燈台)

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水まんじゅう(@大垣駅前金蝶園総本家)といったところですね。
 これらを巡って勝手知ったる大垣の町をウロチョロしていたわけですが、このほかにも大垣城の南で、今まで全く知らなかった水ネタを発見。

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 大垣城の石垣を流れ落ちる「麋城の滝」だ!こんなところにまさか滝があるとは!どうゆうこと?
 いつ、誰が、どういうつもりで造ったのか、案内板などがなかったので詳しいことはわかりません。マイナーさと微妙な規模(悪く言うとショボイ)でマニア心をくすぐるブツではありますが、涼感はほとんどない得られないし、わざわざ見に来た旅行者が微妙な心持ちになりかねないので、某誌には掲載しない方向で編集が進んでおります。
 なお、城は「びじょう」と読み、大垣城の別名です。かつて大垣競輪の開設記念レースの名称が「麋城賞」だった時期があったので、城マニアのほかに一部の競輪ファンには馴染み深い呼称ですが、字も難しいし一般的にはあまり知られていないのではないでしょうか。

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 麋城の滝の隣にはこのような立派な台座(岡崎産?)のある銅像も。大正12年建立(昭和25年再建)の金森吉次郎です。この人は、明治時代に大垣・西濃の治水に尽力した資産家で、濃尾震災の際には浜松の金原明善とともに根尾谷・揖斐川上流域の被害状況を調査してまわり根尾谷断層などの写真を撮ったとのこと(→●□●□)。
 マニアックな滝のネタとか、マニアックな明善絡みのネタとか、そういうのを掘り下げて書かせてくれる媒体が今の岐阜にはないのです…。
(まさ)
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コメント

nao

水つながり
滝もでてくるは、金原明善さんも登場するは…
大垣市における顕彰、すごいですね。
金原明善さんの東奔西走の人助けの原動力は、
彼の財力と遠州に広まった二宮尊徳の報徳思想ではないかとにらんでいますが、
どうなんでしょ?

トヨタの元をこしらえた豊田佐吉さんも、湖西市の出身で、
世のため他人のために自分の人生をすりつぶせる剛腕報徳主義者でしたから。
今のトヨタ自動車の社風も実践活動も、
アメリカ流の資本主義の考え方や行動原理とはまるっきり違いますし。

静岡県の福田(ふくで)地方の繊維業者を
細かく取材したことがあったのですが、
報徳思想にからめとられたリバタリアンだらけでしたね。

ま、それで、結局、みなさん、お金を失い、ボンビーにおちいって、
現在の衰退を招く…みたいな愚痴っぽいことを多々聞かされたのですが、
それは違う、と申し伝えてきたもんです。
産業構造が変わっただけですし、
繊維業そのものが先進諸国では儲からなくなり、
時代の趨勢で、仕方がなかったんじゃないですか?

大垣市の近江絹糸とて、事情は似たようなもんでしょうよ。

そもそも監獄を出所した旧受刑者の社会更生事業なんぞに
突進していく金原明善さん、やはり、よっぽどのイデオロギーがないと、
ああいう精神活動は無理だったんじゃないのですか?

それにしましても、岐阜県西濃エリアとのつながりを調べていくくだりや、
淡墨桜駐車場近くに移設された頌徳碑のチェックや、梵鐘の銘やら、
あいかわらずしつこい取材力ですね。感心致します。スゲー!

まさ

ネタを受け入れてくれる媒体があってこそです。
非公開コメント

MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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