FC2ブログ

カンバンの手帖ブログ版0393

 春夏秋冬叢書「そう」63号連動ネタ。いつにも増して地元住民以外にはピンとこないようなネタを…。
 川を挟んで向かい合う出馬と黒瀬は、地形的にはどう見ても別の集落ですが、行政的にはまとめて「出馬区」という自治会組織になっているそうです。人口比でいうと出馬:黒瀬=4:1くらい。しかし、二つ合わせても人口が少ないことに代わりはないので、一緒に動いた方が何かと好都合なのでしょう。
 そのことを示すカンバンを、出馬駅の近くで発見。

190620-2.jpg

 消防団が設置した、防火用水と消火栓の位置を示す案内板です。手描きが味わい深すぎる!消防関係のカンバンは味わい深いものが多いので、チェックは欠かせません(これとか→●□●□)。

190620-3.jpg

 いつ頃から両集落が「出馬区」とまとめられているのか定かではありませんが、かなり昔からであったと思われます。その証明がこれ。前回の記事にアップした黒瀬の火の見櫓に吊り下げられている半鐘に「遠州浦川村 出馬区」の文字が刻まれています。旧磐田郡浦川村は昭和11年に町制施行しているので、この半鐘はそれ以前に鋳造されたもの。つまり、昭和初期から「出馬区」が存在していたことになります。

190620-1.jpg

 もうひとつ、県道1号沿いにある玄馬稲荷も、古くから両集落の結びつきが強いことを窺わせます。地元の人の話では、この神社は明治の頃にできたと言われており、両集落で祭礼などを執り行っているとのこと。
 玄馬という社名がなんだか曰くありげですが、推察するに、玄には「赤または黄を含む黒色」の意味があるので、瀬+出の合成名称ではないかと…。

190620-4.jpg

 そんな出馬区の公民館は、飯田線の線路際にあります。極渋の木造建築。
(まさ)

190616-6.jpg
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

全記事表示リンク