FC2ブログ

カンバンの手帖ブログ版0388

 前回の続き。
 渥美鉄道の社長を務めたこともある上村杢左衛門は、会社設立時に出資者の一人として名を連ねています。鉄道は田原の先の黒川原までしか敷設されませんでしたが(→●□)、いずれは出身地の福江まで…と考えていたはずです。
 というわけで杢左衛門翁の無念に思いを馳せ、路盤が作られたにも関わらずついに完成を見なかった路線延長の跡をチェックしてみました。これについては、田原市博物館が完璧な調査報告書を出しており、多くのマニアが紙媒体やウェブで取り上げているので、今さらという感じですが…。

190326-2.jpg

 石神町から高木町にかけてR259と並走する築堤。ジャングルと化しています。一部の人にはパラダイス。

190326-3.jpg

 その途中に見られる、一部の人には有名な遺構である。

190326-4.jpg

 ここから築堤に上ってみたら、その美しさに庭と見まごうばかりであった(オオゲサ)。

190326-5.jpg

 築堤から数百メートルほど三河田原寄の伊川津町でみられる路盤の跡。ファミリーマート渥美伊川津店のすぐ裏です。

190326-6.jpg

 その脇に残る、一部の人には有名な境界標である。
 こんなメジャー物件をアップしただけでは三河のマニアライターの名折れなので(折れるほど名を成してはいませんが)、かつて福江で遭遇したマニアックな一品でも。

190326-1.jpg
(2006.04.16)

 なんと、駅もないのに「福江駅前通り」の文字が入った地元靴屋のカンバンだ!発見場所は畠神社の横ですが、たぶんもう残っていないと思います。ただし、これは三河福江駅の予定地ではなく豊鉄の福江バス停(福江市民館近く)を指している可能性もありますが。
(まさ)

190317-1.jpg
スポンサーサイト



コメント

なお

素晴らしき風景
スゲー緻密な趣味取材だがや。面白い鉄道遺構ですね。よく探すわ、ホンマ。

まさ

これについては博物館をはじめいろいろな媒体でさんざん取り上げられていますので探すのは簡単なのです。
非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

全記事表示リンク