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カンバンの手帖ブログ版0387

 春夏秋冬叢書「そう」62号連動ネタ。
 今号のキーワードは「門」ということで、三遠南信に関係する「○×衛門」と付く人物を特集しています。僕は、福江出身の資産家・実業家で、渥美半島および東三河の近代化に貢献した上村杢左衛門という人の文章を担当しました。

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(上村杢左衛門の銅像。豊橋の株式会社ジュトクにて)

 具体的に何をやった人かというと、三河湾内に航路を開いたり、渥美半島で電力事業を興したり、渥美鉄道の社長になったりしています。渥美半島の偉人といってもいい人物と思いますが、地元には限られた資料しかなく、そんなにも顕彰もされていないようで、豊橋在住の子孫の方にお会いして話を伺いました。詳しくは本誌を買ってご覧ください。なお杢左衛門の孫は、東三河の高齢者ならたぶんよく知っている衆議院議員の上村千一郎(在任期間1960~90)。僕は東三河人ではないので全然知りませんでしたが…。
 昨年9月の取材では、とりあえず生誕地の福江に行ってみました。この記事の写真はカメラマンMさんの担当なのでものすごく気楽で、取材というかほぼ観光気分。まあ、福江に観光の要素はないので、独特ののぺーっとした呑気感あふれる空気を堪能しに行っただけに。

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 というわけで、かつては旅客船が発着して賑わった福江港で和みタイム。のぺーっとした風情がたまりません。この何とも言えない味わいが分かるようなれば大人である(テキトー)。
 じゅうぶん味わったあと数年ぶりに福江市街を徘徊してみたところ、このような案内板を発見。

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 往年の福江港の賑わいっぷりを古写真付きで解説した、なかなかマニア度の高い歴史案内板です。けっこうしっかりした造りでデザインも今風にすっきりと見やすく、田原市もいい仕事をされています。

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 この案内板の後ろには、一部の人にはものすごくそそる風情の廃プールがあります。ついでにこれについての解説を加えてほしい。

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 この歴史案内板シリーズは各所に設置されているようで、旧福江町役場をリノベした福江市民館の脇の道でも遭遇。古文書・古写真・地籍図を用いたマニアックきわまりない内容で、もう最高。

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 何が書かれているかというと、明治時代に活躍した碧南出身の土木技師服部長七が発明した「長七たたき」がこの坂道で見られますヨ!という内容なのでした。実にシブい…。
(まさ)

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コメント

nao

good!
なかなかよかねェ。看板のセンスじゃなくて、取材の視点の方ですよ。杉浦明平さんの「ノリソダ騒動記」だったか「台風13号 騒動記」だったか、田原の某学校校舎打ちこわし物語とロケ地福江がよかった。モノクロ映画にもなりましたよねえ。福江の国道沿いのショッピングセンター内書店、まだあるんかなあ…。いい宿が改装されて最近美しく生まれ変わって、できてますよ。

すぎやま

碧南の新川小学校に「長七たたき」を紹介したモニュメント?がありました。
服部長七は新川地区の出身のようです。
校舎建て替えで移動され、紹介していたプレートが無くなりました。

色んな事情で移動や改築されたモノが、その後ソレはいったい何だったのかが
分からなくなっちゃうという「好例」じゃないでしょうか。

まさ

nao様
なぜ九州弁?

まさ

すぎやま様
碧南といえば藤井達吉か服部長七くらいですから、いずれ復活せんことを…。

なお

むはは
ちょっとしたマイブームかも。っていったって、ほかの人には分かりにくい。いや、さっぱりわからん九州弁の必然性の無さ。
非公開コメント

MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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