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カンバンの手帖ブログ版0382

 林集落からさらに南下して、旧芸濃町の中心地区である椋本へ。ここも伊勢別街道の宿場町です。

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 椋本の旧街道は道幅が広くて古い家屋も少なく、宿場町っぽさはあまり感じらませんが、先の楠原宿に比べると町場の様相を呈しており、これはこれで味わいのある景観です。この町並みがいいと感じられれば町並マニアの上級者…?

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 町のど真ん中には三重交通のバスターミナルの敷地がポカンと空いており、こういうのがまた味わいに深みを与えている…と思うのは私だけでしょうか。今は無駄に広い空間ですが、昔は営業所かバス駅舎の建物なんかがあったと思われます。

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 そんな椋本で唯一のパンチのある建物が、桝形の角にある角屋旅館。登録文化財の建築物で、かつて伊勢まいりの宿泊者向けの旅籠として繁盛したのでしょう。

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 その軒下には講札がズラリと並んでおり、圧巻。講札は、「講」と呼ばれた団体参拝グループの指定宿泊地であることを示す木札で、観光旅館や温泉ホテルなどの玄関に掲げられる「歓迎 ○○株式会社××営業所御一行様」のウェルカムボード(?)と同じようなものです。
 実はここに来る前、関宿の「旅籠玉屋資料館」の館内に3枚だけ保存展示されている講札を、某誌の記事用に写真に撮って来たばかり。これだけの枚数が昔の状態で残されているのを目の当たりにできたので、仕事を早めに済ませてここまで足を伸ばした意義があったというもの(言い訳)。

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 真ん中の「鶺鴒講」の講札に描かれたセキレイがカワイイ。
(まさ)
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MARUKA-DO

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活動拠点…西三河・知立市
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