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カンバンの手帖ブログ版0381

 今回の亀山行きは某誌の企画の東海道取材だったので、自動的に東海道の宿場町では唯一の重要伝統的建造物群保存地区である関へも行きました。
 重伝建に選定されたのは東海三県では白川郷(荻町)、高山(三町)に次いで早い昭和59年。宿場町の規模は東西1.8kmで、文化庁のHPの解説によると「この地区内の建造物のうち、江戸・明治のものは約半数を占め、 昭和戦前までの伝統的要素をもつ木造建築を含めると7割に達する」 とのこと。

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 ここは亀山市街よりもさらに遡って13年ぶり。観光客対応の店がいくつか登場しているくらいで往時とほとんど変わりなく感じるのは、さすが重伝建地区といったところ。新規の店も業態を含めて景観に十分配慮されているのがさすが。なんでもアリ状態でチープな店が乱立してしまった某観光都市とは、意識に格段の差があるように思えます。

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 ここは宿場町としての色濃さもさることながら、田舎町の商店街風情をも感じられて、実に味わい深い。夜景がまた良い雰囲気です(→●□)。
 そんな関の商店会統一カンバンは、景観に配慮したデザインになっています。

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 THE 行灯である。

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 重伝建に選定される前に設置されたと思われる旧タイプのカンバンも、ほんのわずか残存。この書体と色がいい味わいがあって、個人的には好みです。

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 あと、以前はなかったカンバンものが「関宿かるた」の木札。江戸時代から14代続く超老舗、深川屋陸奥大掾(銘菓「関の戸」の製造元)の現当主が事務局長を務める「東海道関宿まちなみ保存会」が作成したもの、と13年ぶりに取材した深川屋で教えてもらいました。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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