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和良戸隠天岩戸ライン

 先月下旬、下呂方面へ取材に行ったついでに、時間潰しで郡上市和良地区へ20年ぶりに立ち寄ってみました。

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 和良は下呂市金山と郡上八幡の中間に位置する地域で、平成の大合併以前は郡上郡和良村でした。
 郡上市というと長良川のイメージがありますが、旧和良村の川は長良川ではなく飛騨川の方へ流れてゆくという地形的な妙味があり、風景も、美濃でもあり飛騨でもある、という独特の雰囲気を持っています。愛知県でいえば、東西三河の狭間にあって東三河っぽくもあり西三河っぽくもある旧幡豆町みたいな感じでしょうか(たとえがわかりにくい)。
 下呂にも郡上にも主に取材でよく行くのですが、下呂と郡上をハシゴしたことがないので和良を通ることもなく、気付けば最後に来てから20年もたってしまいました。

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 フラフラと無目的に来てしまったので特に目指す場所もなく、とりあえず目についた戸隠神社へ。境内地を防御するように聳える杉の巨木群が素晴らしい。拝殿左右で向かい合う古びた舞台も風格があり、なかなかの雰囲気です。

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 奥へと入り込んでいくと木立の中の斜面に岩がゴロゴロしており、東へ5キロほどのところにある「金山巨石群」を彷彿させます。そのなかのひとつが、本殿の傍らに鎮座する見事な磐座。見るからに不安定な…。

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 和良村時代に設置された木製案内板の説明は次のとおり。

重ね岩
村指定天然記念物(戸隠神社)
古事記に天ノ岩戸伝説がある。天照大神がおかくれになった高天原の岩戸を手力雄命が引き開けたときに飛散した岩戸のかけらといわれている。上下の大岩が小さな接点で微妙に重なり、片手でも動かすことのできる奇岩である。
上岩42トン 下岩144トン 推定
和良村


 九州高千穂から飛んできたという、なかなか壮大な伝承があるのでした。そりゃ凄い!また、後で本山である信州の戸隠神社のHPを見たら、そもそも戸隠神社の創建が天岩戸の飛散石伝説がもとになっているらしい。うーん、高千穂にも信州にも行きたくなってきた。
 豊橋の春夏秋冬叢書「そう」で、三遠発祥のモノや人が遠くの地でどうなっているかを探る「三遠南信産××育」という企画をずっとやっていますが、日向・信濃・美濃をつなぐこのネタはそういうような企画にぴったりのスケール感。だれか取材経費を出してくれないだろうか…って、岐阜にそんな話を書かせてくれる媒体は皆無ですが。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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