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犬山に新太郎旋風

 先の犬山取材はけっこう時間にゆとりのあるスケジュールを組んだので、時間つぶしに善光寺山公園に登ったほか、犬山城の下にある針綱神社の石モノをチェックしたりもしてみました(本当に仕事で来ているのか?)。針綱神社はユネスコ無形文化遺産の犬山祭で有名な神社です。

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 私の場合の石モノチェックは、建造年・石工銘・寄進者を確認することで、岡崎の石工だとアタリ。ポケモンGOみたいなものでしょうか。やったことないのでたとえが適切かよくわからないけど。
 まず、標柱と一の鳥居に岡崎の石工の名が見つかりました。標柱は昭和10年製、一の鳥居は昭和13年製です。

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 標柱(左)は杉浦磯治郎。彫刻にときどき銘を見かける人物です(→●□)。鳥居(右)は今井新太郎。この方の銘は鳥居や手水舎など神社の石モノをチェックしていると頻繁に出会います。

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 一の鳥居の向こうには、大正8年に作られた美しい太鼓橋が。

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 これも今井新太郎の作品。

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 そして鳥居の後ろで睨みをきかす、迫力ある狛犬。

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 これまた今井新太郎の銘が刻まれておりました。今井センセイ大活躍!なお、これらのような神社仏閣の大きな石モノは銘の本人が直に手掛けたとは限らず、実際には配下の職人たちが作り、その親方として名を記したという話もあります。
 特に岡崎の人は、犬山城観光の折にこれらも見物されると旅のよい思い出がひとつ増えるのではないでしょうか(テキトー)。
(まさ)
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コメント

ナオ

石細工の文化
伊藤萬蔵さん探しみたい。それにしても、針綱神社とは…。東海地方に分布する針綱神社信仰を結ぶのも面白いかも。 ある編集者が、白山信仰と同和地区文化というものを追っていまして、本になっていましたよ。私、買って読みましたもん。

まさ

伊藤萬蔵のように一人の寄進者の名を広範囲の社寺で見られるというのはかなり特殊な事例と思いますが、岡崎の石工の銘は愛知県内ならばかなりの高確率で見ることができます。今井新太郎、杉浦磯治郎のほか、新美栄太郎(鳥居)、成瀬大吉(狛犬)がその四天王。
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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