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新しくない地図

 その知多四国、今年は開創210年のメモリアルイヤーということで、納経帳に記念宝印が押していただけるほか、境内には「記念宝塔」という木製の塔も建てられています。

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 これは大府市北崎にある2番札所、極楽寺の記念宝塔。別名「回向塔」とも呼ばれ、住職の晋山や本堂の落慶など記念ごとがある時に建てられます。そして、塔の上部に「善の綱」というのが結わえられており、それが堂内の弘法大師像まで続いています。
 塔のサイズ、塔に記されている文字の巧拙、善の綱の形状(紅白の綱だったり、晒木綿だったり)は寺ごとにまちまち。寺の人の性格も垣間見えるようで、見比べてみるとなかなか興味深いものです。

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 極楽寺の宝塔は知多四国でスタンダードなサイズよりもやや小ぶり。それに善の綱がカラフルで、なんかカワイイ。なお、善の綱は正式には五色にするとも言われています。
 この寺の弘法堂には参拝グッズがいろいろと並べられているのですが、その中にはこんな逸品も。

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 「知多四国参拝案内」だ!昭和な香り漂う実に味わい深いデザインで、文字は手書きとフォントが混在。今はなき師崎や大井や河和の海水浴場が描かれていたり、衣浦港がやけに詳細に表現されていたり、知多半島道路が廃れた別称の「知多中央道」と記されていたり(→●□)、見どころ満載の一品です。セントレアが載っていないのもポイントが高い。
 このように知多半島を横向きにした形状の案内図は、明治時代から作られていました。これはおそらく昭和30年頃に初版を制作し、いろいろ描き加えながら版を重ね、昭和50年代以降は更新されないまま今も売られている、といったところでしょうか。価格はなんと1枚50円。あとどれだけ残部があるかわからないので、地図マニアは見かけたら即買い!
(まさ)
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コメント

ナオ

ものすごくマニアックです
しかし、ついつい惹かれてしまう50円。今じゃ無理ですが、まだ据え置き? ま、それはともかく、貴重な第一級資料ですね。何のため?と突っ込まれても困りますが(笑)。

まさ

実は初刷りに近いヤツも入手しています。
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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