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西みのもんた&オカ右衛門

 先日、取材で久々に谷汲山華厳寺へ。

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 実家最寄りの古刹で、子供の頃から初詣に来ているたいへん馴染み深い寺なのですが、近すぎて逆に初詣以外ではほとんど来たことがなく、凄く新鮮です。平日にも関わらず参詣客がかなり多かったことにも今更ながらに驚いた。

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 急な石段を登って本堂に辿り着くと、思わずなでさすりたくなるようなツヤツヤの石製香炉がデンと据え置かれています。子供の頃お参りに来ると、婆ちゃんや母親がもうもうと立ち上る線香の煙を掬い集めて僕の頭にわしゃわしゃ浴びせ「これで賢くなるんだよ」と言われたものでした。どれほど混んでいようとお参りの度にそれをやられたので、この香炉台と線香の煙は僕にとっての谷汲さんの象徴です。
 今回は正月ほどは混んでいなかったので懐かしの香炉をじっくり観察してみたところ、寄進者だけでなく製作者の銘も入っていて驚いた。

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 昭和17年に寄進された、岡崎の「鈴忠石工場」が手掛けたもの。思い出の一品が、今や準地元のような存在である岡崎からやって来たものだったとは!不思議な縁を感じますネ(考えすぎ)。

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 本堂にずらっと掲げられている絵馬も今回初めてじっくり観察してみたところ、おそらく幡豆郡吉良の人が奉納したと思われる一枚を発見しました。その根拠は、奉納者の尾崎姓が吉良に多い名字なのと(小説家の尾﨑士郎→●□も吉良出身)、巡拝した有名霊場の名前に交じって「新四国三河海岸(八十八ヶ所)」と「三河吉良西国」というローカル霊場が記されていること。吉良西国というのは初めて聞きましたが、三河海岸八十八ヶ所は旧幡豆郡あたりの弘法大師霊場で、西尾市南部をウロチョロしているとたまに標柱に遭遇します。そんなマイナー霊場の名前をこんなところお目にするとは…。
 観音様が導いてくれた、西濃と西三河の不思議な縁に感じ入るばかりです(考えすぎ)。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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