FC2ブログ

恋のアーケード0042

 まだ続く岡山ばなし。
 話が前後しますが、津山に宿泊した朝、どうにもディーゼルカーに乗りたくなって姫新線で西へ30分ほどの美作落合へ往復。

180506-6.jpg

 落合は、美作中部に位置する真庭市の一地区。真庭市は平成の大合併で旧真庭郡9町村により誕生した市で、その中でも人口の多い旧落合町は隣接する旧久世町、旧勝山町とともにバカでかい市の中核的な地位にあります。東海地方でいうと、郡上市の大和地区や白鳥地区みたいなポジション。たとえがわかりにくい?

180506-1.jpg

 美作落合駅は町はずれにあり、駅から市街地への道沿いには、かつて「駅前通り商店街」が存在していたような風情の町並みが続いています。これもわかりにくい表現かもしれませんが、むかしは商店だったっぽい民家が軒を連ねているという意味。

180506-2.jpg

 駅前から続く一本道を進むと、そこそこ大きい旭川にぶつかります。落合の中心部は旭川の向こう側。トラスの上部に取り付けられた中国自動車道のインター案内表示がまたなんとも。
 どうでもいいですが、中国自動車道のインター案内表示は、このように味わい深いところに設置されていることが多いのが特徴です。ますますわかりにくい話で申し訳ないのですが、一般的には専用のポールに取り付けるところを、この鉄橋のように既存の道路施設を活用したり、専用ポールであっても通常より低い場所に取り付ける事例が多く、昭和の道路事情を反映しているというか…。東海地方でこういう風情はほとんど見られないと思うので、中国山地方面に行かれる際は観察してみてください(誰がそんな無意味なことを)。

180506-3.jpg

 川べりに広がる落合の中心市街地は、ぱっと見た感じ「そこそこシブい、そこそこの規模の町」、あるいは「小さくはないけどデカくもない、ほどよい町」といったところ。東海地方でいえば、下呂市の飛騨金山に近いイメージでしょうか。しかし、そんなそこそこの町の真ん中に驚くべき設備が!

180506-4.jpg

 なんと、道路をすべて覆うタイプのアーケード商店街が存在していたのである!その名は「米沢町商店街」。

180506-5.jpg

 いくらそこそことはいえ、この規模の町にアーケード商店街が存在するなんて東海地方では考えられません。似たような規模と風情の飛騨金山にアーケード商店街なんて、まったくイメージできないではないですか!
 実をいうと私、90年代後半から00年代半ばにかけて仕事(歴史本の制作)で中国・四国を頻繁にウロチョロしており、落合クラスの小さな町でもちょくちょくアーケード商店街に遭遇してきたので、西日本ではさほど珍しくないのかもしれません。しかし、平成も終わろうとするこの時代にまだ生き残っているのは奇跡的かも。維持費も大変だろうし、昼でも薄暗いし…。あと30年残れば登録文化財。
(まさ)
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

全記事表示リンク