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女ギツネon the rail

 春夏秋冬叢書「そう」57号連動ネタ。
 豊川の「いろは」地名、今度は踏切編。豊川駅から分岐する日本車輛豊川製作所専用線には、5つもいろは踏切があります。毎度のごとく地元民以外にはどこだかよく分からないと思うので、こちらの地図を見ながらお楽しみください→●□(Google Mapのマイマップで作成したものです)。

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 前回取り上げた太通公園の前にある太通(たどおり)踏切。国鉄のスミ丸ゴシック(→●□)の変体版文字というべきか?

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 第二礼通(れどおり)踏切。「第一」はありません。第一はおそらくここと太通踏切の間にあったと思われますが、廃止されたのでしょう。

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 良通(らどおり)踏切。ここは昭和43年に豊川バイパスが開通するまで国道151号だった道で、交通量がたいへん多い。滅多に列車が通らないので交差点と連動する踏切用信号機が設置されており、青信号だと車はノンストップで通過していきます。
 旧曽通にある嫁の婆さんの家がここから近いのでよくこの踏切を通過するのですが、自分が死ぬまでに一度はこの踏切で引っ掛かってみたいものです。

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 そしていよいよ真打登場、女通(めどおり)踏切だ!現在目にすることができる唯一の女通の遺物!今回の記事は、この踏切の存在があったからこそ書いてみようと思ったのです。
 ところが、都市計画課で「豊川土地区画整理事業町名改称図」を見せてもらったところ、なんとこの踏切の所在地が旧女通ではないという想定外の事実が判明!正確な所在地は旧奈通。いったいどうゆう事?
 その後、愛知県公文書館で明治17年に作成された地籍図と照らし合わせてみたところ、どうやらこの道は区画整理事業で新たに作られた道だということが分かりました。それ以前は、この踏切の少し西に道があったのですが、区画整理により道自体が消滅してしまったようです。おそらく、その道にあった踏切の所在地が女通だったので「女通踏切」と命名され、区画整理で新しい道ができたときにその名称を踏襲したのでしょう。つまり女通踏切は引っ越したのである!
 いやー、今年最大の「どうでもいい大発見」ですね…。

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 その隣の踏切は旧女通地内にありますが、こちらは美幸踏切。区画整理後に誕生した「美幸町」の名を採用しており、区画整理に伴う新設踏切ということになります。
 なお、写真の背後は昭和17年から31年まで旅客営業していた飯田線支線の西豊川駅跡地。

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 最後は佐奈川のほとりにある油通(ゆどおり)踏切。
 これらのほか、飯田線に和通踏切があります。地名は消えても踏切名称は廃止されない限り生き続ける。後世に残そう踏切名称!(乗って残そう的な…)
(まさ)

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コメント

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No title
これは・・・
日本車輛豊川製作所専用線全踏切写真集
出版決定ですね!

まさ

No title
列車が踏切を通過する写真が一枚もない珍作集に…。
非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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