FC2ブログ

いろはにほーじん

 春夏秋冬叢書「そう」57号が発売中です。今号のキーワードは「女」。私は例によって「地名探訪」「三遠南信産××育」を、女性取材記者(まり)は「女人禁制」(岡崎市鉢地町の帝鎮講。写真はわたくし)と「女河浦海水浴場」(→●□●□)をやっております。
 今回の地名探訪で取り上げたのは豊川市の「女通(めどおり)」。これは昭和35年に消えた小字名で、大雑把にいうと桜木小学校の周辺になります。

171220-7.jpg
 
 このあたり。って、豊川市民でもどこかよくわからない写真と思いますが…。住所でいうと小桜町になります。
 この、なんか妖しげな地名は、実は機械的に命名されたもので特に意味はない…というのが今回のテーマ。というのは、旧豊川町の小字名は、適当に区割りした(としか思えない)場所に「いろはにほへと…」を当てはめていった地名なのです。この珍地名の考察は本誌を買ってお読みください。
 豊川町のいろは地名は以下のとおり。このうち、伊呂通から遠通まで(豊川駅の東側一帯)はまだ区画整理事業が終了していないので小字名として生きていますが、和通よりあとは完全に消滅しています。

伊呂通(いろ)
波通(は)
仁保通(にほ) ※豊川駅
辺通(へ)
止通(と)
知通(ち)
利通(り)
奴通(ぬ)
留通(る)
遠通(を) 遠通公園
和通(わ) 和通公園、豊川和通郵便局
加通(か)
与通(よ)
太通(た) 太通公園
礼通(れ) 礼通公園
曽通(そ) 曽通公園 
×つ→門通(も) 
祢通(ね)
奈通(な) ※共栄社
良通(ら)
武通(む)
宇通(う)
×ゐ
乃通(の)
×お
久通(く)
也通(や) ※豊川稲荷
末通(ま)
計通(け)
不古通(ふこ)
江通(え)
天通(て)
安通(あ)
佐通(さ) ※豊川高校、イオン
幾通(き) ※自衛隊
油通(ゆ) ※桜ヶ丘ミュージアム
女通(め)
美通(み)
之通(し)
×ゑひもせす

 本来は「つどおり」になるところが、なぜ「門通」になったのかはよくわかりません。推測ですが、ひらがなの「つ」の元になった漢字が「川」で、誤読か勘違いで似たような字の「門」になったんじゃないかと…。あるいは、川通を「つどおり」と読ませるのはさすがに無理があり、意図的に門にした可能性もあります。
 このいろは地名、公園名や踏切名として残っている例がいくつかあります。まずは公園を。

171220-3.jpg

 東曙町にある曽通公園。どうでもいいですが、女性取材記者の祖母の家が旧曽通にあります。

171220-5.jpg

 大堀町にある礼通公園。このT字型の門柱は旧豊川市の古い公園の定番モノで、あちこちで同じ形のものが見つかります。

171220-4.jpg

 ところが、同じく大堀町にある太通公園には「太」をデザインしたイレギュラータイプが!整備当時の市の担当部署も味なことをするものだ。

171220-6.jpg

 上記の3公園より少しあとに整備されたと思われる東名町1丁目の和通公園には、謎の小人がおりました。
(まさ)

171220-8.jpg
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

MARUKA-DO

----------------------
東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
----------------------
まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

全記事表示リンク