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道標地蔵たち0006

 安城の地蔵BIG3を取り上げたKATCHの「近所のはなし」→●□ですが、実はこの企画のために延べ一週間ばかり安城市内を走り回って、目に留まった石仏や道端の御堂を片っ端からチェックしていました。その中から道標地蔵をいくつか。

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 前出の「和泉の大地蔵」と同じく和泉町にある小地蔵。脇に「左 ひがしばた/右 たかはま」とあります。

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 左方向が東端、右方向が高浜。どちらも村の中を通り抜ける小さい道、西三河の人が言うところの「郷中の道」というやつで、道標はあっても幹線道路というわけではありません。しかも東端ってなんか中途半端な気が…。古い地図を見ると、東端には油ヶ淵の渡船場があり、昔は碧南各所へのアクセスの重要地点だったのかもしれません。

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 こちらは箕輪の子安地蔵。子供が、腕に抱えた一人、足にまとわりつく二人と、計三人も。寄進者に三人の子がいたのでしょうか。

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 台座には「左 ノウリン道/右 テイシャバ道」とあります。ノウリンは明治34年開校の安城農林学校(現安城農林高校)、テイシャバは明治24年開業の安城駅のことでしょう。

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 左が安城農林方面、右が安城駅方面。古い地図を見ると、右は安城と高浜や新川を結ぶ幹線道路(県道295号・47号の前身)だったようです。

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 もうひとつ、福釜の南の外れにある小さい地蔵。見えづらいですが「左 安城ミチ/右 安城ステーション」とあります。

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 この道標はちょっと不可解。左は新道、右は旧道で、400mほど先で合流してしまいます。どうしても「安城ステーション」を刻み込みたかったのだろうか…。
 これまでの6体の地図はこちら→●□。また、古い地形図はスタンフォード大学コレクションのサイトから閲覧できるので、ヒマで何もすることがないという方はぜひ閲覧してみてください。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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