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安城に架ける橋~中編

 サクライさんの名前が出たところで、次は桜井の橋。
 前回の県道299号クラスのマイナー路線ですが、県道293号桜井岡崎線というのがあります。県道44号(岡崎西尾線)の桜井町印内交差点と東岡崎駅付近の明大寺町交差点を結んでいます(美矢井橋~岡崎市土井町は県道78号と重複)。
 矢作川を挟んで安城市と岡崎市に分かれているこの県道、岡崎市側は幹線道路の様相を呈しているのに対し、安城市側はなかなかの地味っぷりで、特に桜井町内は二車線化すらされていない有様。

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 しかし、そのおかげで味わい深い橋が二つも残っています。しかも連続で!
 西三河の連続橋といえば、2014年11月に廃止された刈谷・大府市境の刈谷橋&境橋が思い出されます(→●□●□)。あちらよりサイズが小さいけれど、周囲の景観とあいまって甲乙つけがたい風情です。

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 西側は「比蘇橋」。川の名前は堀内川か?背後に見えるのは国史跡の二子古墳。

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 東側は「桜林橋」。川は西鹿乗川。隣り合っているのに欄干のデザインが異なっており、昔の土木技師の遊び心を感じます。
 この二つの橋、親柱の銘板が全て脱落しています。長らく気になっていたのですが(さりとて市の土木課あたりにわざわざ電話して聞くほどのことでもなく)、資料漁りでアンフォーレに行ったついでに昭和8年発行の「桜井村史」を参照したところ載っており、橋梁名が判明しました。
 比蘇は、橋のすぐ南にある桜井神社のある場所が「比蘇山」と呼ばれることから、また桜林は、桜井神社の住所が「字桜林」であることから…ということらしい。

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 橋の間の堤防から見る新幹線と矢作川橋梁もなかなか…。
 前回と同じように、県道293号の地図を作ってみました→●□ ※スマホでは表示されないみたい?PCでご覧ください。
 ちなみに、県道桜井岡崎線の前身は「県道桜井羽根線」で、戦前の地図をトレースすると抹茶色のルートで岡崎駅の南に通じていたようです。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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