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カンバンの手帖ブログ版0355

 その取材の目的地は和歌山県の熊野本宮大社だったので、阿田和駅から山へと分け入り、丸山千枚田と瀞峡を経由して現地へ向かうことに。阿田和から県道62号御浜紀和線をぐいぐい走り、20分ほどで尾呂志という集落へ。

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 熊野古道伊勢路のルート上にある「風伝峠」の東側にある集落です。尾呂志はおそらく「颪」の意味。秋から春の寒い時期に山に巨大な朝霧がかかる「風伝颪」という現象が見られる…と熊野古道関連の資料やサイトで必ず紹介されています。
 実は13年前、某省の地方局が発行していた広報誌の取材で(などと書くと大きい仕事のように思えるけど、実際は「玄孫受け」仕事という最下層ランク)、東紀州の熊野古道沿道を大雑把に車で回った際にこの集落をかすめたことがあります。地形的に地名的にも絶対にいい集落ではあることは間違いなく、その取材の時にぜひ寄ってみたいと思っていたのですが、一緒に行った人たちから「ハァ?」ってな感じでスルーされ泣く泣く通過したという悲しい思い出があります。

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 その尾呂志をようやく歩くことができ、感慨無量。坂道に連なる家並のこの味わい深さはどうだ、当時の関係者たちよ!まあ、一般的にはわかりにくい味わいなので、寄ってもらわなくてよかったかもしれません…。

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 ただ、当時立ち寄っていればもう少し営業している店に遭遇できたかも。橋の向こうに見える農協の支店も廃止されて久しい模様。

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 壁にはこのようなカンバンが。葬祭は農協の主力事業のひとつですが、仏壇販売の仲介をアピールするカンバンは初めて見た。右のかすれた方は津の一身田にあったらしいAコープ家具センター・呉服センターのもの。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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