開設10周年記念三河黒松賞

2017年03月30日
 知らないうちに当ブログが10年を迎えていました。ここ半年ほど多忙と気力減退で更新頻度が落ちているものの、我ながらよくもまあ10年にもわたって共感を得られないようなネタばかりをアップしてきたものです。
 もともとこのブログは、仕事で取材したのに記事に反映できなかったネタをフォローすることを最大の目的として始めました。女性取材記者(嫁)と共同で仕事を受ける時のためテキトーに付けた屋号を名称にしているのですが(※市場を意味するスペイン語のmercadoメルカードが由来。直前のメキシコ旅行の影響)、今やその名義で夫婦一緒に仕事をすることはなく、女性取材記者もここに文章をアップしなくなり、一人で袋小路に入っているような状態に…。

 そんなことはどうでもよくて、春夏秋冬叢書「そう」54号連動ボツネタ。豊川よりもうひとつ「子」の付く地名。



 豊川市東部に院之子町というのがあります。「いんのこ」と読みます。豊川右岸の沖積低地に広がる農村地帯にあり、南を豊川堤防に、北と西を霞堤に囲まれた小集落です。
 とても雅やかな地名なのですが、昭和8年まで「犬ノ子」と書いていました。なかなか強烈です。

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 郷土資料によると「南朝の某院法皇の皇子、龍岳禅師が戦乱の地を避け従者とともに御入来」したのが集落のはじまり。ここから院之子という地名がついたものの、それじゃあまりに恐れ多いというので、院を犬に変えたという。へりくだりすぎでは…。で、昭和8年に旧八名郡下川村から分かれて宝飯郡豊川町に編入した際、犬じゃあんまりだってんで院に戻したと。
 字面もいいし話も面白いし、風景も「東三河を代表する農村美観のひとつ」と言ってもいいほど美しいのですが、地名伝承以上の話を膨らませるのが難しかったので、今回は見送ることになった次第です。
 そんなわたくし好みの美しい院之子の農風景をいくつか。

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 東三河といえばキャベツである。

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 院之子のメインストリートである。

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 霞堤からの眺望である。

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 ハウスの夜景である…って、やはり僕の写真では「東三河を代表する農村美観」という私見は共感が得られそうになく…。
 ちなみに標題は、豊橋競輪でむかし開催されていた三河四市競輪組合営レースのタイトルです(マニアックすぎて共感云々以前の問題)。
(まさ)
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東三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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