キングオブ四つ角

2016年12月15日
 春夏秋冬叢書「そう」53号が発売されております。今号のキーワードは「角」。私は例によって地名探訪と三遠南信産××育を、女性取材記者(まり)は「二角式製蔟器(にかくしきせいそくき)」という、豊川の農機具メーカー・共栄社が明治時代に開発した養蚕道具をやっております。
 さて地名探訪。今回は「四つ角の中の四つ角」と誉れ高い(個人の感想)、浜松市北区細江町の気賀四ツ角を取り上げてみました。

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 気賀四ツ角は江戸時代に気賀関所があった場所であり、当時から幹線道路が交わる気賀の中心部でした。
 交差点形状は写真のとおりいびつで、正面左が浜松方面の県道261号(落合通り)、正面右が舘山寺方面の県道49号(曳舟通り)、手前左が金指方面の国道362号(清水通り)、バイクが進入していく方向が三ヶ日方面の国道362号(中央商店街→●□)。これに加えてもう一本、コメリの看板の脇から、堀に蓋をした生活道路が伸びており、厳密には四つ角ではなく五差路になります。

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 通称地名ながら地元住民以外でもけっこう通用するんじゃないかと思いますが、それはひとえに交差点名と遠鉄バスの停留所名に採用されているから。わたくし、遠鉄の全バス停で「気賀四ツ角」は五指に入るナイス停留所名称だと昔から思っており、本誌で取り上げる機会をずっと窺っておりました。
 ちなみにどうでもいいですが、残りの四つは「貝まぐり」「ちんだ峠」「汽船場」、そして今は下気賀に改称されてしまった「下気賀ガード下」。ヒマで何もすることがない人は遠鉄HPの路線図で探してみてネ!

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 名前がいいだけでなく、主用系統である気賀三ヶ日線の乗り場は、好ロケーションが多い遠鉄のバス停で最高峰の風情と言い切っていいでしょう。ご覧のとおり、天浜の高架をそのまま屋根にしているのである!上り線には天竜森林組合製の木製ベンチ、下り線には富士フィルムの広告入りプラスチック製ベンチが計5台も置かれており、主要バス停らしい雰囲気をたたえているのもいい。

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 で、ここで天浜と遠鉄バスが交差する写真が撮れれば完璧な取材だったけれど、4本ほど列車を待っても同タイミングの通過はなかった。誰か本職のカメラマンに挑戦してほしいものです。発表できる媒体はないだろうけれど…。
(まさ)

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遠州雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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