情緒ユニオン

2016年12月14日
 もう一発、東濃西部ネタ。
 陶と土岐市に行った日には、多治見の市之倉にもおりました。市之倉といえばさかづき美術館と幸兵衛窯(人間国宝加藤卓男の生家)で知られていますが、今回はそれら有名施設には目もくれず、こちらの物件を仕事の合間にチェック。

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 市之倉陶磁器会館です。「鄙には稀な」と形容したくなるモダンな現代建築。丹下健三とか有名な建築家の影響を受けてそうなデザインですが(あるいは本当に有名建築家の作品だったりして?)、誰か解説してくれないだろうか。
 それにしても、陶磁器産地なのに外壁にタイルを使わないとは!

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 と思ったら、玄関のドアの押し手部分が織部(?)でした。 
 考えてみると、昭和に建てられた同業組合系の建造物にはなかなか味わい深いものが多いように思います。多治見だと他にはこんな施設が。

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 徳利産地の高田にある「旧高田陶磁器工業組合」は、外壁に複数の種類のタイルをまとい、ショーウィンドウも備えた好物件。現在はギャラリー・喫茶・駄菓子屋が入り、たかた・おなだオリベストリート(→●□)の散策拠点として活用されています。

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 多治見市北部の丘陵地を切り開いた旭ヶ丘地区にある「多治見美濃焼卸センター協同組合」。昭和50年の築で、いかにも卸団地にありそうな風情の建物にさほど妙味はありませんが、外壁はにシブい風合いのタイルがびっしり。そして、エントランスロビーにはこんな名品が。

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 人間国宝加藤卓男作の陶壁です。タイトルは「陶燿の譜」。ちなみに我が地元の知立市役所にも加藤卓男の陶壁があります(→●□)。
 西濃とは違ってイケイケ気質の多治見なら、こういった地味ネタをピックアップする地域おこし事業をやってくれそうであります。
(まさ)
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中濃・東濃雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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