SABOさん~後編

2016年11月01日
 新平湯には、タルマの滝とは別の谷筋にこのような砂防ダムもあります。

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 「日影第一号砂防堰堤」です。案内板によると昭和27年の完成で、「流下してくる土砂の調整効果を増大するため、大きな暗渠トンネルを設けている(中略)全国でも珍しい砂防堰堤」とのこと。これを含む新平湯の四つの砂防ダムが国の登録文化財になっており、なんというか、マニアックすぎて素人には価値がよくわからない…。

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 新平湯の北に位置する栃尾温泉には「流路工」と呼ばれるものすごい砂防施設があります。これは昭和54年に発生した、死者が三人も出た大規模な土石流災害を受けて整備されたもの。必要性とか景観とか頭をよぎるけれど、構造物に圧倒されて何と言っていいのか…。

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 でもって新穂高温泉の中尾高原入口には「奥飛騨砂防資料館」なるミュージアムが。建物外壁の横断幕に「砂防の情報がいっぱい」という惹句が書かれているけれど、誰に対するアピールなのか?マニア向け?
 昔からある施設ですが温泉地の取材には関係ないので、これまで一度も立ち寄ったことがありません。初めて見学してみたところ、昔の土木工事用具や災害史のパネル展示があって、けっこう面白かった。

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 資料館を見物したついでに、対岸にある無人の露天風呂「新穂高の湯」にも初入浴(温泉地を取材していながら温泉そのものにはさほど興味がなく…)。蒲田川河畔の巨石で囲ったワイルドな温泉で、ガイド本によく出てくる有名物件です。
 天候不順のせいなのか観光シーズンの谷間のせいなのかわからないけれど、底に砂がたまって海水浴場的な感触になっており、湯が予想以上にぬるかったこともあっていささか微妙な入り心地であった。
(まさ)
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飛騨雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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