神社の土台の珍しいヤツ

2016年09月10日
 8月半ば、豊川市の豊川河畔あたりをうろうろしていた際、三上町の三上橋西詰近くでたまたま目に入った蒜生神社にふらふらと立ち寄ってみました。

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 特にどうということもない小さな神社です。
 しかし、普通の神社と比べるとなんか違和感があり、ぞわぞわさせられます。その理由のひとつは狛犬が正面を向いていること。ナゼ?そしてもうひとつは、拝殿の土台の石積みがやけに白っぽいこと。遠州では白っぽい石で組まれた石垣によくお目にかかりますが、三河で遭遇した記憶がありません。
 その土台に近付いてみると、物凄い「作品」でぶったまげた。

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 なんと上段部分の石に彫刻が施されているのである!ここに?ここに彫るか普通!?

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 見事すぎる浮彫である。

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 立体だけでなく線刻も美しすぎる。写真右は「瓢箪から駒」で、瓢箪の口から飛び出た馬が彫られています(クリックで拡大します)。
 題材は縁起物で、桜、松竹梅、岡目、「大学 一」のタイトルが見える書物、巻物に描かれた亀と「寿」の文字、宝珠、桔梗紋(紋か?)、あと自分の教養不足でなんなのかよくわからないものがいろいろで、全部で十数個。

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 いったいどこの誰がこのような名作を作ったのかと思ったらしっかり銘も入ってて、それを見てまたびっくり。「明治十九年 知多郡新知村 石工 竹内十助 同常吉」とあります。
 新知は今の知多市で、名鉄朝倉駅から古見駅のあたり。岡崎ならわかるが、なぜわざわざ知多の石工が?そもそも東三河内陸部と知多は繋がりがかなり薄い実感があり、二つの地域が関連する話題が思いつきません。
 近所の人から情報を得たいところでしたが、夏の盛りの昼下がりということもあって誰も見当たらず。とりあえずネットでは何も引っ掛からなかったし、ここはひとつ東三河でも知多でも仕事をしているわたくしが、そのうち両方で突っ込んだ調査をしてみようと思いますので請うご期待(誰が期待を?)。
(まさ)
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東三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
狛犬が正面向いている方に
眼がいっちゃいました (^_^;
No title
やはり!違和感というか、正直、気持ち悪いです。こういう狛犬配置の神社ってほかにもあるんでしょうか。

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