青、赤、黄

2016年09月08日
 気賀から天浜線で来た道を引き返し、豊橋へ戻ってきたらまだ15時すぎ。そのまま名鉄で帰りたがる5歳児を「カキ氷食べさせてやっから」となだめすかして、トリエンナーレ豊橋会場へなんとか行くことができました。
 岡崎もそうでしたが、この現代アートイベントの楽しみの一つは、普段は入れない、もしくは入ろうと思わない昭和の地味ビルの内部を、心置きなく観察できることです。会場のひとつが近年メジャー物件化した水上ビルというのがまた嬉しい。牟呂用水の暗渠上に昭和40年に建設されたビル群で、正式名称は「大豊水上ビル」。

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 6月に開催された「雨の日商店街」に友人が出店していたこともあり、一階の店舗部分はちょくちょく見物しているのですが、ブラジル人芸術家ラウラ・リマという方が二階以上の居住部分にも作品を展開しているというので、これだけは見逃せない。作品は、ビルの縦1ブロックを鳥籠にするというもの。

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 中に入ると、階段も通路も各部屋もけっこう狭い。へぇ~、こんなふうになってたんだ~。通路部分の青い床と、畳敷きの取り合わせがまたなんとも味わい深い。
 探検的な雰囲気に5歳児のテンションも上がっておりました。というか、カキ氷を食べたばかりなので…。

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 へぇ~、屋上もあるんだ~。実に新鮮な眺め。向かいに建っているようなマンションからではなく、老朽化したコンクリ越しというのがいいのです。

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 続いてもう一つの主会場、駅前大通に面した開発ビル。昭和47年の建築で、正面全体を覆うまるで防具のような出窓と、屋上に飛び出した角が印象的…というか、隣の名豊ビルと向かいの旧丸栄が外観的にも利用価値的にもインパクトが強すぎて、どうにも中途半端な印象が拭えないビルです。
 ここは階段が強烈だった。
 
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 床が赤、壁が黄のツートンなのである!

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 そして消火栓ボックスが黄で文字が赤!キレンジャーか!これ自体がほぼアート。いや、作った人がアート的な意識でデザインしたんじゃないかと思いますが。
(まさ)
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東三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
私はヒトとして未完成なのか、いわゆる
ゲージュツ、特に抽象やアバンギャルドな世界はまったく
受け入れられません。
つまり、わからないんです。
ゲージュツ家の頭の中を推し量るなんて不可能ですよね。
あんなものを有難がることがわからないんです。
トリエンナールがまさにソレです。
ホーッって思いますけどそれがゲージュツなのかがよく分からない。
ヒトとして未熟・未完なんでしょうね。
No title
うーん、まあ、いろいろな表現者がいるもんだな、ってことでいいんじゃないでしょうか。

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