職人技 on the 壁0008

2016年07月10日
 もうひとつ常滑焼のエポックメーキングな作品に、常滑西小学校の体育館の陶壁があります。

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 「月の椅子」制作参加者らが万博後に結成した「常滑造形集団」による作品です。陶磁器会館前から南下する道路沿いにあります。なぜかタイトルはなく、やきもの散歩道のコース外なので一般にどれほど知られているか不明ですが、そこそこ交通量の多い道沿いにありけっこう目立ちます。
 いつもは車で走りながら横目で見ていくだけですが、先日、間近でじっくり見物してみました。

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 要は新聞写真のアミ点の要領で作られているのですが、単純にタイルを並べただけでなく、富士山型の陶製ブロックを巧みに塗り分けて配してあります。考えるだに面倒そうな制作手法!
 それにしても、間近で見るとなんか気持ちがいい。自分の手を巨大化させて表面を撫でさすってみたくなります。なりません?

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 常滑造形集団のリーダーの一人は陶芸作家で杉江淳平という方で、この作品以降、自身の工房「陶房杉」で全国の公共施設や企業等のための陶壁作品を数多く制作します。
 これは常滑の登り窯広場にある陶房杉の作品。常西小陶壁で用いた手法の応用で、四角錐の左右を塗り分け、右から見たときと左から見たときで異なる絵柄が現れるという趣向です。

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 触ってみると、愛知でいうところのトキントキン、岐阜でいうところのチョンチョンの先端が痛気持ちいい。公園にある健康器具のようにこの上を裸足で歩いたら、きっと針山地獄…。
(まさ)
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知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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