秋葉街道の弘法

2016年06月23日
 使うか使わないかわからないながら間庄の写真をいちおう押さえたついでに、北隣りの立原(たっぱら)集落も少し歩いてみました。地図は昨日の記事をご覧ください。

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 秋葉街道沿いの高所にあり、茶畑に囲まれた民家が崖にへばりつく景観は北遠の集落の典型といったところ…と、昨日とまったく同じ説明をするしかありません。
 こちらの民家、庭先に勝手に立ち入っていいんだろうか?と思いましたが、この庭じたいが旧秋葉街道になり、下の車道から街道筋を示す案内板も立てられおり自動的に入ってしまいます。街道ウォーカー向けと思われるベンチもあるし、まあいいか…。

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 この民家の脇に、味わい深い御堂を発見。

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 覗いてみたら、弘法さんがおられました。軒下には「八十二番」の文字。ということは、エリアが旧佐久間町だけなのか北遠広域なのかわからないけれど、この地域に八十八ヶ所めぐりが存在したらしい。
 梁には寄付者とともに御堂の建立年と思しき「昭和二年」の文字が墨書されています。これまで度々ここに書いてきたとおり、大正から昭和初期にかけて全国的に「ミニ弘法霊場」ブームがあり、この年号は時期的にぴったり。弘法像もその頃に製造されたっぽい木像でした。
 ぜひともこの知られざる八十八ヶ所の由来や全札所を解明したいところでしたが、昨日の記事同様、話を聞こうにもなかなか人が見当たらないのであった。調査はまたいずれ…。
(まさ)

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遠州雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
時々、マルカド日記をチェックさせてもらっています。
この写真の風景こそ秋葉街道らしくていい。鳳来の巣山ー大野の街道(山道)にもあるような。
八十八カ所信仰はすごいですよね。僕は
覚王山北側にその残りを見ます。また、下伊那・松川町の弥勒寺の参道でも見ます。大師信仰は、覚王山や八事の縁日でも感じます。
ありがとうございます。
弘法霊場は追いかけるとキリがなく、どこまで追究したものか悩みどころです。このあたりだと廃集落にも札所の御堂がありそうだし…。

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